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サックス吹きの農夫をめざし!?

久々の“サックス”です

ということは、そーです
最近はほとんど吹いていなくて、せいぜい隔週ごとのレッスンの前にちょこちょこと吹いてみるくらいです
いくら自分を飽き性と自覚はしていても「こりゃ~、ちょっとひどいな~」とは思っているんですが、なかなかケースを開けようという気にならずズルズルと…

そこで「なんでかな~」と考えてみると8月初めのデビュー・コンサートで“燃えつきて”しまった、な~んてカッコよくに言えればいいですが、そんなわけないし、強いて言えば、次のはっきりした目標が見つけられなかったということなのかもしれません
本当はそんなときこそ初心者らしく基礎をしっかり練習すればいいのでしょうが、ついつい…でした

でも、今日、久々のアンサンブル・レッスンでようやく新しい練習曲の楽譜が渡されました
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それは “Moonlight Serenade”~“Little Brown Jug”(茶色い小瓶)~“In The Mood”の3曲のグレン・ミラー・メドレーで、これが来年のサックス教室発表会でのアンサンブルの発表曲になるということです
今日は最初のムーンライト・セレナーデだけを合わせてみましたが、コンサート以来ずっと基礎練習をやってきていてアンサンブルでは久々の楽曲だったのでとても楽しく吹くことができました

そういえば姪っ子の結婚式まであと一ヶ月
そのときに“ITOKO&OJINバンド”でお祝いしようと計画していて、その(個人)練習もそろそろ始めなければいけないので、明日から秋の夜長を近所迷惑にならないように(相方からは“深~いご理解”をいただいていますので大丈夫なんですが…)“サックス吹きの農夫”をめざしてやわやわがんばりたいと思います
# by mm-nadachi | 2009-10-18 00:18 | サックス | Comments(0)

欲張り農夫の独り言

今日、なにげなく聞こえてきた“同僚”の話では、来週中に収穫作業が終わってしまうのではないかと…
この話が本当なら当初予定が今月末までだったので一週間早まるということです
これは農夫にとっては“半悔半喜”で、今の私にとっては貴重な現金収入が少なくなってしまうので、いろいろな予定が“取らぬ狸の皮算用”になってしまいます
“半喜”はちょうど今日、11月第一週からの剪定作業のアルバイトの申込みをしてきたこともあり、間の一週間で久々にじっくり農園仕事ができるということです

そんなことを知ってか知らずか…もちろん知ってるわけはない今日のブドウ園の上には澄みきった秋の空が広がり、いよいよ紅葉し始めたブドウの葉とそれと同じような色をした赤とんぼがゆったりと緩やかな秋の風に揺れていました
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そして、今日もバイト後のランをしてきたのですが、なんと途中から我らが自転車チーム“アヴェック・ヴァン”のリーダーも走りにきて…

聞けば2週間ほど前にバスケ(そもそも彼の“本籍地”はバスケットなのです)の試合でリバウンドのときに右指をケガして、それから運動を禁じられていたら体がなまってしまって…といいながら、180cmを超える巨体でスタスタ走っていました
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                     *たまには山に沈む夕日もいいもんですね
# by mm-nadachi | 2009-10-16 00:28 | 葡萄園アルバイト | Comments(0)

人生の愉しみ方

昨日の“当選通知”を受け、今日から東京マラソン完走に向け、ブドウ園でのアルバイト後の1時間ランを始めました
正直話、一日中外仕事の後でのランはしんどいのですが、帰ってきてから、私の相方の勤務先の“落選”した同僚がずいぶん私を羨ましがっていたとの話を聞けば明日からもがんばらねば…と思ってしまいます

ということで、今日はブログも休みにしてゆったり読書を…と、先日も紹介した村山由佳の「楽園のしっぽ」を読み続けていたら、こんな一文が出てきました

 ついについに、長年の憧れだった楽器を買ってしまった。嬉し恥ずかし、テナーサックスである。
 農場や田んぼはこれから最も手のかかる季節だし、本業(*もちろん小説家)だって決してヒマというわけではないのだけれど…<すべきこと>が山積みの時ほど<したいこと>を我慢できなくなる、これはもう私の持病みたいなものなんである。
(中略)
 人生を愉しむ時間というのは、忙しい時ほどかえって必要なんじゃないだろうか。<すべきこと>だけでなく<したいこと>があればあるだけ、日々を生きる気持ちには張りが生れる。
(また中略) 
 昼間の農作業を終え、愛しい動物たちの世話も終え、その日の原稿にもようやく区切りがついた夜のひととき、すっきりといい気分でデッカイ音を張りあげる喜び…。
 
エッセイの中には「虹の彼方に」とか「My Favorite Things」とかを吹けるようになった(これならオイラも吹けるぞっ!!)と書いてあって、この本は2005年の発刊なので、“継続は力なり”と“野中の一軒家に感謝”の思いが今も続いているとすればさぞかし上達してるんだろうな~と、最近とみにサボリ癖が身についてしまった、しばらく前までは“サックス吹きの農夫”と自称していた私は羨ましくもわが飽き性を悲しく思うのであった…

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         *なんじゃこりゃ!? 
          こんなとこから出るはずのない主幹に実を成らせたブドウの木です
# by mm-nadachi | 2009-10-14 22:47 | ふと思うこと | Comments(0)

こんな日もあるさっ!

昨日はあんなこと書いていましたが、今日は天気の神様のお慈悲で心配していた“雨ニモ遭ワズ”にタマネギの苗植えができました

お盆過ぎに播種した灘立農園の苗はもう少し大きくしてからということと、来年は今年よりももっと多く収穫したい気持ちもあって、午前中に直江津の三八市で白100本、赤40本の苗を買ってきて植えました
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*三と八の付く日に開かれる“三八市”










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*まだ若そうな夫婦が売っていた“ヤブタケ”に列が…。キノコの季節ですもんね


天気予報では午後から雨ということだったのですが、明日からまたブドウ園のアルバイトなのでどうしても今日植えたかったのです
でも、ここのところ例の台風を始め雨が多くて、まだタマネギ畑の畑打ちが終わっていなかったので、“泥棒を捕まえてから縄をなう”いわゆる泥縄式で有機石灰と堆肥を撒いてから、さて畑打ちと耕運機のエンジンをかけて…まではよかったのですが、わずか一往復しただけでいきなりのエンジンストップです

耕運機はその後はいくらなだめすかしても「あと30分だけでいいから…」と言い聞かせてもとウンともスンとも言いません(もちろんそんなこと言うわけないですが…)
ということで、そのわずか一往復分だけのところに畝を作って無理やり140本を植えてきました
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                   *“彼女”がその耕運機です

こういうのを“やっつけ仕事”っていうのでしょうが、それでもこれで少し気が楽になりました
でも、農園の苗を近々植えるためには早々に耕運機を修理(故障なのか彼女の一時の“気まぐれ”なのかはまだわかりませんが)しなくてはいけません
うー頭が痛いな~

ということでやや滅入った気持ちで帰ってきたのですが、実はその後でとんでもないことが…!!!

夕飯前にこのブログを途中まで書いていたときに「着信メールあり」のメッセージがあって…
開けてビックリ!?

実は来年の東京マラソンの申込みをしていたのですが、それがなんと“厳正なる抽選を行いましたところ、当選とさせていただきました”だって!!

私はあまりこうした抽選とかクジには縁がなくて、おまけに定員を大幅に超すものすごい応募者数だと聞いていたのでほとんど期待していなかったし、もし当選したら練習が大変だな~なんてお気楽に考えていたのです

それが当ってしまったのです!!

ということで早速明日にでもセブンで参加費(10,000円!!)を振り込んでから書店で「あなたも3ヶ月でマラソンが走れる!!」なんて本(がきっとあるだろうから)買って…と妙にテンションが高くなってきている自分に気づきました

上がったり下がったり、いいえ今日は順番が逆で、下がったり上がったり…ま、こんな日もあるでしょう
# by mm-nadachi | 2009-10-13 20:48 | 灘立農園 | Comments(0)

秋深まる

いきなりですが、村山由佳の「楽園のしっぽ」というエッセイにこんなくだりがあります
少し長いのですが…

 農業、とは言えないまでもとりあえず野菜と米だけは自分で作る農的生活をしていると、明日の仕事を決めるのは自分ではなくお天気なんである。
(中略)
 毎日そういうリズムに合わせて生活していると(というか合わせざるをえない生活をしていると)、人間の力でどうこうできることなんてほんのぽっちりでしかないんだなあということを骨の髄まで思い知らされて、それはそれでいい感じだったりする。すがすがしい無力感、とでも言えばいいだろうか。
 こんなノンキなことを言っていられるのも、それこそ農を<業>にしていないからなのだろうけれど。

凡人の私にはまだ“すがすがしい無力感”には到達できてませんけど、それ以外はほぼ「以下、同文!」ですが、それでも…
 ヒデリノトキハナミダヲナガシ
 サムサノナツハオロオロアルキ 
ではなく
 ヒデリノナツニモ秋ノ長雨ニモ空ニ祈リ…

なので、今日の久々の秋空は“空ニ感謝”の一日でした
とはいえ、昨日までの雨で鍬仕事はできなかったので、終日の草取りでした
そして、今日で夏の食卓に苦味をもたらしてくれたゴーヤ(ニガウリ)の畝とナスの一番畑を片付けて…

こうして灘立農園は本格的な秋模様を深めていますが、いよいよ明日はタマネギ苗の定植の予定です
ただし、それを決めるのは“自分ではなくお天気なんである”

帰り道はこんな夕焼けでした
明日はお天気と信じて…
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# by mm-nadachi | 2009-10-12 22:12 | 灘立農園 | Comments(0)