『サックスと読書とランを楽しみながらの農夫暮らしの日記』のはずが、“読書”はこれまでたったの1回だけで、それももうほぼ一年前です
ということで今日は少しだけ…
今年の初読書は五木寛之著「親鸞」でした
これは年末に書店で偶然見かけて購入し、正月休みに読了したのですが、「全国27新聞に連載、二千四百万人読者が熱狂した長編、ついに刊行!」と“帯”にあるように、新潟日報に連載されていたのですが、私はこの連載というスタイルが性にあっていないようで、「いつか単行本になったときにでも…」と思っていたものです
これも帯からの引用ですが、「時代の激流に挑む青年の魂の彷徨」の物語で、流罪となって向かう越後を目前としたところで終わっています
『恵信の指さす西の空に、信じられないほど巨大な夕日が音もなく沈んでいこうとしていた。
はるかな水平線が、燃えるように輝き、空と海が一体となった。海がゆっくりと太陽をのみこんでいく。』
親鸞の越後流罪から約800年後の越後で暮らし、夏になればきっと親鸞と同じ光景を見ているものとして越後での親鸞の生き様を著す続編を期待するものです
そして、今は図書館から借りてきた「川上善兵衛伝」(木島章著)を読み始めたところです
これは言わずもがなでしょうが、ブドウ園でのアルバイトをしながらもその創始者についてまったくといっていいほど無知であり、これもいつかはと思っていたからです
まだ善兵衛が葡萄栽培を始めようとしている若き日の時代までしか読んでいないんですが、なんと小学校は途中から(当時の西頸城郡名立村)杉野瀬小学校に転校し、そこを卒業しているんです
これは初めて知りました
読んでみるものですね
もう一冊併読しているのが「週1から始める元気な農業」(小田公美子著、朝日新書)です
農に関する本はどうしても農閑期に読むことが多くなってしまいますが、この内容はまたいつかです
それにしてもこの荒天はいつになったら静まるのでしょうか?