最初っからおかしな算式ですが、具体的に言えば東京ドームの面積が46,755㎡ということなので、その1.5倍ですから…約70,000㎡
それが彫刻の森美術館の広さなんです
そんなことも“つゆ知らず”彫刻の森へのトンネルをくぐります
トンネルの出口でその広さを目の当たりにしたのですが、ともあれ一つひとつゆるゆると眺めていきます
常設展示が約120点あるというのもあとで知ったくらいなので、そのうちのどれくらい鑑賞できたか…今となってはまったくわかりません
そんななかで私が「おもしろいな~」とか「いいな~」と思った作品のいくつかをキャプション付きでご覧ください
かように「美術館」なのに「館」ではなく、すべてが野外展示(=森)なんですが、実はこんな館があります
ピカソ館です
これも知りませんでした
2階建ての建物のなかにはピカソの絵画、彫刻ほかが約120点(偶然の一致!?)も展示されています
ここまで歩いてきて汗ばんだ体に室内の涼しさが気持ちよく、ゆっくりと観て回ります
90歳を超えてもなお衰えなかった制作意欲に感嘆します
ちなみにピカソ館の前の作品は…
ピカソ館を出てしばらくしたところになんと…足湯です
箱根の坂道を上り下りしたり、広い館内を歩いてきた足の疲れをつかのま癒してくれました
これも展示作品で「幸せをよぶシンフォニー彫刻」
内部はステンドグラスで飾られていて、高さはなんと18ⅿ
屋上(?)にも出ることができ、さっきの足湯やいくつかの作品を見下ろすことができます
この高さはかなりこわかったですね
*アンディ・ムーア「大きな糸つむぎの形」
森のすぐ横を箱根登山鉄道が走っています
これまでの写真でおわかりのように今にも雨が降り出しそうな空でしたが、一周し終わるころにやっぱり降ってきました
それでも色とりどりの傘をさして、外国のみなさんが鑑賞していました
さ、また箱根登山鉄道に乗って強羅に戻ります
明日は晴れてくれないかな~
それでは最後に私のイチバン!
堂々としてゆるぎない体躯とその中に秘められたやさしさ…
観ているだけで元気が出てきた「ミス・ブラック・パワー」です