灘立農園には何種類かの果樹があって、でも、花は咲けども実が生らない桃とか…
気がつけばすでに落果して虫の餌食となっている栗とか…
そんな中でろくな手入れもしないのに毎年実をつけ、軟らかな食感と甘酸っぱい食味が楽しみなのがキウイフルーツです
以前にも書いたことがあったと思いますが、このキウイの木をいつ植えたのか…それは20以上も前なのは確かですが、ともかくそんな昔のことなんです
この間の手入れといっても冬の剪定くらいなもんで施肥したことあったっけな~…てな具合です
おまけに支柱にしてあった単管が腐り、今年は半月板手術で剪定もできず、それはもう見るも無残な棚になっています
んが…今年はなぜか豊作なんです!
今日もありがたく収穫してきました
話が前後しますが、先日「キウイ剪定講習会」なる情報があり、参加者が少なかったらどうしよう…と思いながら出かけたところ、なんと20人を超える参加者です
こんなにキウイ愛好家(!?)がいたの…です
早速、みんなでキウイの棚下に潜り込み、県の農業改良普及指導員から剪定方法を学びます
ただ、このキウイは奔放に生長してきたようで樹姿(枝)が四方八方に伸びていて、「これも…あれも…」とノコギリでジョキジョキ、ハサミでチョッキンチョッキンです
そのたびにこの木を管理している方が「それくらいで…」と嘆願調になります
そうなんです
剪定してるのを見てると「え~!?」っと思うほど切りつめますもんね
そのうちに雨になってきて、公民館での座学になります
みなさんの質問の鋭いこと…専門的なこと…驚きです
みなさん…真剣です
できれば剪定の仕方をもっと知りたかったんですが雨には勝てず、でも、そのおかげで参考になることもいくつか知ることができました
・施肥は窒素肥料をキウイ1本につき20㌔一袋くらい…
・毎年石灰を撒く…
・キウイの木の“寿命”は20~30年間…
この日の講習を活かすも活かさないも、まずは崩れ落ちた棚の復元、そしてキウイの棚上げです
でも、それは来春の雪消えを待ってから…にしましょう
ついでなので灘立農園のほかの果樹を紹介(?)します
毎年干し柿が楽しみな…柿
今年初めてジャムを作ったカリン
そうそう、梅もあります
みんな、しっかりと根を張ってますね
さて、ここまで長くなったついでに…
昨日からミゾレとかアラレとか、とにかく荒れ模様な天候なんですが、そうなるとそろそろ冬野菜の収穫を…ということで、今日はまずは白菜です
でも、ぬかるだ山道に一輪車のバランスをくずし、下の田んぼまでスッテンコロリン、いや、白菜が…です
そして、家に戻って(一緒に参加したキウイ講習会後にumeさんから作ってもらった)軒下の棚に白菜をしまいます
*下にぶら下げてあるのはニンニクです
明日からも「晴れたら畑」という「シンプル・イズ・ベスト」な“ライフ・スタイル”でいけたらいいけど、さてさてお天気はどうなんしょうね…