あと一週間で8月になろうとしている今日、ようやく名立駅MS作戦は「2012夏の陣」に切り替えです
昨年の8月7日のMS作戦開始からの一周年まで引っ張ろうという気持ちはさらさらなく、本当は7月初めの予定がなんやらかんやらで今日になってしまったという“おそ松”くんです
*実行委員のMさん(相方さん)とTさんからもお手伝いいただきました
展示内容は下記のとおりです
「名立の四季」ではヒマワリや朝顔、夕焼けといった夏の定番に加えてあいにくの雨になった祇園祭を追っかけてみました
そのほか新しいシリーズとして「名立を読む」では『私たちの暮らす名立というまちは外からはどんなふうに見られているのでしょうか?』という視点でいろいろな書物に紹介されている「名立」を読んでもらおうと企画しました
初回の今回は画家で瞽女(ごぜ)の研究家でもある斎藤真一さんの『瞽女=盲目の旅芸人』(昭和47年5月発刊)の中から【瞽女宿めぐり「名立谷」】の一部を紹介しています
『日本海に面し東西に細長く軒を連ねた名立の町は、去年の冬、師走も終りに近いころ一度訪ねたことがある。そのときこの町は吹雪であった。人気のない吹きぬけるような軒の低い町筋を、軒づたいに歩きながら、独り瞽女さんに想いを馳せたものである。』(以下略)
今でもすでにこれから紹介したい書物がいくつかあってこのシリーズは私がいちばんのファンになりそうです
「名立の歴史」コーナーには下名立小学校校歌です
名立には以前、小学校が4校、中学校が2校ありましたが今は各1校です
そこで閉校になった各学校の校歌を紹介するとともにそれに関連した写真を展示しようと思い、明治5年に名立で最初の学校として創設された下名立小学校(当時は杉野瀬校)を取り上げました
ちなみに今日一緒に展示作業を行った実行委員のTさんはここの卒業生でさすがに(!)よどみなく、そして懐かしそうに歌ってました
これもシリーズ化の予定です
そして、前回は書道教室の作品を展示したコーナーには絵手紙教室「十人十色」のみなさんの季節感たっぷりの絵手紙が待合室を明るくしてくれます
飾りつけが終わったとこにちょうど絵手紙教室のお二人が様子を見に寄ってくれました
このほか先日ご紹介したように軌楽庵文庫にもまた新しい蔵書が入りました
そして、今回の“作品”の中で私がいちばん気に入っているものがこれです
先日、輪行した大糸線(*後日掲載予定です。乞うご期待を!)の小滝駅の待合室にうちわが置いてあったのを参考に作ってみました
どうです?
使ってみたくなりませんか?
それはさておき…こうして遅まきながら名立駅MS作戦の2年目の夏が始まりました