5:45のスタート時間にあわせて4:15すぎに起床し、外に出てみます
昨日までの風はなく静かな相川の朝です
シロも大きなアクビです
そういえばわが家にも私が高校生のころまでミーという(アホな)ネコがいて、こうして大きなアクビをする瞬間に握りこぶしをその口に押し込むと彼女はフンガフンガと慌てふためくのを見ておもしろがったのもです(といいつつわが家では私がいちばん可愛がったと自負しているのですが…)
アツカマシクモ②Iさんからスタート会場まで送っていただきます
安寿荘のご夫妻にも大変お世話になりました
まだボンヤリした私とは違い、こうして(宿泊先から?)会場まで走っていく猛者もいます
そんなに遅く並んだわけでもないのに5:45からはや30分経過してようやくのスタートです
この“もったいない”30分のロスがこの後大きく私にのしかかってきたのです!?
210Kmコースは5:45スタートで18:00のゴールが制限時間になっていますが、中盤からの3ヶ所でも制限時間が設定されています
そこでリーダーから制限時間をクリアーできるよう、それぞれの区間にあったペース設定をしてもらってありました
私にはかなりきついペース区間もありましたが、なんとかそれに近くで走らないと帰りの佐渡汽船の時間に間に合わなくなります
もっとも私は気ままな農夫ですからもう一晩佐渡にいていい…くらいには思っていましたが、そこは初志貫徹!?
スタートしてからリーダーと並走、じゃなくて後走したのはどれくらいだったでしょうか?
「どうぞお先に…」ということであとはマイ・ペースです
安寿荘はスタートから約25Km
Iさんと安寿荘ご夫妻が並んで応援してくれていました
最初のチェックポイント入崎AS(40Km地点)には8:00着
スタートが遅れたとはいえリーダーの設定時間より20分も超過!
なので、おにぎり、バナナをスポーツドリンクで飲みこんで即出発です
ここからが前半のまさしく山場!
57kmすぎには「挑戦意欲をかり立てる」斜度11%のZ坂と斜度10%の「願いがかなう巨岩・大野亀」坂が続きます
坂といえば昨年のグランフォンド糸魚川でイヤというほど上ったことがありましたのでそのときのことを思えばそれほどきつくはありませんでしたが、第2エイドのはじき野AS(72Km地点)でもやはり20分の遅れです
このへんが佐渡の最北に位置するエリアになり、ここからは両津に向かい「下りか平坦路」(リーダー・メモ)をひたすら走ります
でも、こうしたダラダラした道がランでそうなんですが私は苦手で、ちょうど100㎞ポイントの両津BSには11:20着でした
そして、ここが最初の制限時間設定ポイントでその時間が12:00です
「どっこいしょ…」と腰をおろしてお弁当のおにぎりをいただこうと思っても、スピーカーからひっきりなしに「12:00までにここを出ないとリタイアとみなされます!」の声が流れてきますのでゆっくり食べる気分になれません
そのうえ予定時間よりとうとう30分も遅くなっていたこともあり、ちょっと不安になって(どこかを颯爽と走っているであろう)リーダーにメールします
『ようやく両津着。かなりきつい!』
しばらくしてリーダーからの返信です
『お疲れさまです!!今、多田にきました。やはり長いですね210㌔は…』
多田ASって40Kmも先です
なのにオイラはまだ残り110Km!
泣きたくなっちゃうね…
ここからだんだんと泣き言が多くなりますが、もう一日お付き合いください
そういえば外海府にはこんなきれいな海岸線が続いていたんだっけ…