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東北地方太平洋沖地震④~見えない恐怖の怖さ~

今日で8日目になる接骨院治療の前に、その近くにあるスーパーマーケットに寄りました
ここの院長が今回の地震発生以来、その後の経過に大変強い関心を示していて、それには院長自身の思いもあるのでしょうし、また、所属される接骨師会での各種ボランティア活動の経験もあるからなのでしょうか、治療していただきながらの会話はもっぱら地震に関することです
その中に昨日からこのあたりでも飲料水とかガソリンとか品薄になってきてるって話がありました
それは新聞やテレビなどで報道されているくらいの認識だったんですが、それを確かめたいという気持ちもあって…

入口から近いところに早速ガランとした棚がありました
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「なにかな?」と近寄ってみたらそこは納豆売り場でした
「なんで?」と思いつつさらに近寄ってみるとこんなものが…
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そして、もう少し見て回るとさっきの納豆の棚以上のガラ~ンとした棚があって、そこは一目でカップラーメン売り場とわかりました
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その後“彼”を探して店内を歩きまわってみましたが、ほとんど彼の姿を見かけることはありませんでした

こうしたことはきっと今回の地震による防災グッズとしての補充や被災地への送付等々が原因になっているのは明白ですが、ここ東北電力エリアでも明日から始まる予定の計画停電同様、今は一人ひとりが自分の暮らしをしっかり見つめ直し、必要最小限のものだけにしたいものです
それが直接的ではないにしろ間接的に被災地への支援につながるものになるものと思います

さっき東京の義姉に電話して、福島・南相馬市の実家の状況を聞きました
避難エリアが20Kmから30Kmに拡大され、屋内退避エリア内に入ったそうです
「うち(=名立)に来てもらって…」と義姉に話ましたが、電気、水道も通常どおりだし、近所の人たちもまだ避難していないとのこと
そして、避難するにしてもおばあちゃんもいるし、ガソリン補給とか、また移動先の状況や環境が分からない段階では家に残るんだって…という話でした

余震も続く中で原発(放射線)という見えない恐怖にさいなまれつつの時間がどれだけ大変なのかは想像に難くありませんが、それはあくまで“想像”でしかありません
無事を祈るだけです

こうしている間にも東北、そして東海地方でかなり強い地震があり、ここも少し揺れました
さっき被災地の状況をテレビで見ながら「明日のために今日をがんばろう!」と思ったばかりでしたが、本当にそれにしても一体どうなっているのでしょうか?!
by mm-nadachi | 2011-03-15 22:45 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)


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