《鬼無里~戸隠ゆったり…ならぬ喜怒哀楽ツーリング②》~怒哀の後半~

後半編に入る前にもう少し山上りのことを…

山上りといえばなんたって10月のGF糸魚川ですが、あのとき一番高かったのは第3の山越えの“こえど越”の約600mでした
大望峠は写真のとおり1,055mなので、今回が自転車による最高到達点になるわけで、市内最高峰の不動山の1,430mには及ばないものの先日登った米山の993mを超える高さです
ただし、鬼無里のあたりが約600mなので標高差としてはGF糸魚川と同じ500mくらいを駆け上った、いいえ“あえぎ上った”という感じでしたけど…

そして、順番が逆になってしまいましたが“鬼無里”という地名の由来についても今回ちゃんと知ることができました

『 その昔、この地には京の都から配流された紅葉という美しく高貴な女性がいました。里長(さとおさ)はなにかと京を懐かしむ紅葉の心を察してこの地に加茂川、東京、西京、高尾、二条、四条など、いずれも平安の都から名をとった地名をおき、紅葉をなぐさめました。
 しかし、紅葉はやがて悪者たちに担がれて盗賊の首領となり荒倉山に移り住み、旅人を襲って豪勢な暮らしをするようになりました。
 人々は紅葉を鬼女と呼ぶようになり、そのうわさは遠く京の都まで知れ渡りました。朝廷は平維茂に鬼女征伐を命じ、苦戦の末、ついに紅葉狩りを果たしたといわれています。
 それまで水無瀬と称していたこの地は、以降「鬼の無い里」、すなわち鬼無里と呼ばれるようになったということです。』

そして、その紅葉のお墓(石塔)が松巌寺というお寺の境内に今もひっそりと祀られているとのことです

そんな悲しい伝説の後で情けない後半編をお伝えするのも憚られますが…

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11:50 大望峠発
というわけでガイドブックどおりのコースを走ることに変更して戸隠方面に向かいます
しばらくは林間の下り坂、それも日陰で湿った路面が続き、それでなくても下り坂恐怖症候群の農夫はブレーキのかけっぱなしです
でもご心配なく!?
ちゃんとまた上りを用意しておいてくれました
少し休んだ脚にはけっこうきつかったですね
上りきったとこで戸隠中社と長野市街地への三叉路に出ましたが、中社への上りと交通量の多さに正直ちょっとひるんで長野方面へ向かうことにしました

12:45 おやつタイム②
戸隠バードラインはゆるやかなアップダウンの繰り返しですが、そろそろエネルギーも枯渇気味です
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ということで「大久保の茶屋」の入り口で腰かけながら、ソフトクリームとかぼちゃのおやきで2度目のおやつタイムです
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13:05 “地獄”への右折
進行方向右手に大座法師池という大きな湖が見えてきて、「左⇒飯綱、右⇒長野市街地」の標識があったので、迷わず右折
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15分ほど下ったところで「これよりこの先8箇所急カーブあり」との標識!
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なんかイヤーな予感がしましたが、やおら下り始めたらなんと路面が凸凹!!
あれは滑り止めなのか、冬期間の凍結防止対策なのかよくわかりませんが、とにかく路面はお椀をひっくり返したようなのが一面に敷きつめてあるような感じです
なので自転車の受ける反動はすごく、ハンドルから手、腕、肩への衝撃はたまりませんし、それ以上にこのままでは自転車制御がままならぬという危険を感じ、すぐに自転車から降りて(下りを!!)歩くことにしました

ここは地元では「七曲り」と呼ばれているようですが、加えての急勾配です
ビンディング用の靴は底が平でないうえに硬いので普段でも歩きにくいんですが、この凸凹急勾配の道ではなおさらです
おまけに狭い道を車がタイヤを軋ませながら往来します

こんな怖い思いをしたのは箱根に旅行した朝、箱根駅伝の山上りを真似てあの坂をランニングしたとき、すぐ横をものすごいスピードとスピンをかけながら走りぬける車に脚がガクガクしたとき以来です

そんなことガイドブックにはなんにも書いてなかったのにな~と、それまでの“喜楽”から一気に“怒哀”な気分になりながら市街地に向かいました

14:00 善光寺“無事帰還”
ともあれ無事に善光寺に到着して、お礼のお参りです
境内は七五三のお参りらしき親子連れも多く、ずいぶんな賑わいでした
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こうして今回も“波瀾万丈”サイクリングとなってしまいましたが、実はその後でガイドブックを読み直してみたら、『右に大きな池(大座法師池)が見えたら左折』と、はっきり書いてありました!!
左折すれば長野オリンピックのボブスレー会場脇などを通って長野市街地までの約15kmの下りだったようですし、今、戸隠観光協会のアクセスマップを見たら、この道は推奨ルートにも入っていませんでした
納得です!!

それにしても、あーなんたる大失態!!
おまけに帰りに買おうとおもっていた“いろは堂”のおやきも食べそこねてしまいまって…我ながら哀しくなりました

そして、昨日からなんだかケツというか尾骶骨あたりがズキズキするんですよね
なんなんでしょうか?

といいつつも雨で農夫もできずにガイドブックのページをめくりながら次のコースを探している懲りない自転車乗りでした
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by mm-nadachi | 2010-11-23 16:50 | 自転車 | Comments(0)


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