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巡礼記(第1、2番観音札所)

明日は土曜日、越後33観音札所巡礼の日です。

というのも、巡礼にあたっていくつかのルールを作りました。
・巡礼は土・日に回る⇒平日はボランティア&農園仕事
・札所までは公共交通機関(電車か路線バス)を使う⇒車はなるべく使わない
・4km以内(徒歩で約1時間)は歩く⇒歩きながらウオークマンは聞かない
・決して走らない⇒電車やバスに遅れたら次のを待つか歩く
・下手でもいいから読経する⇒菩提寺の住職さんにお聞きして、“摩訶般若波羅蜜多心経”(マカハンニャハラミタシンギョ)を読むことにしました
・巡礼記をブログに載せる⇒次回への参考に記録として残す

ということで、明日が2回目の巡礼行きです。

その前に第1、2番札所の巡礼記です。

□第1番観音札所《岩屋堂》(上越市)北陸本線名立駅から徒歩約30分
ここがなぜ第1番観音札所なのかが以前から疑問だったのですが、どうやら33ヶ所の中で一番西側にあるからということのようで、わかってしまえば「な~んだ」ってものですが、鬱蒼とした杉木立の中を登る参道の苔むした石段は約1,300年前の開創を偲ばせるとともに、残りの32ヵ所を訪れる前にこう断定するのは間違っているかもしれませんが、こうした場所はほかにはないのではないかと思ってしまうほどの厳粛さがありました。
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その中で参道の両脇にお立ちの地蔵さまの微笑みが心を温かくしてくれました。
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□第2番観音札所《摩尼王寺》(妙高市)信越本線北新井駅から徒歩10分
通りから少し奥まったところにあり、また民家と見間違えるようなお堂だけで、お寺に向かう雪道には足跡は見えませんでした。
巡礼記(第1、2番観音札所)_c0187298_21453614.jpg
しかし、今年のNHK大河ドラマ「天地人」にも出てくる上杉景虎が御館(おたて)の乱で敗れて、最後は救いを求めて入ってきた鮫ヶ尾城内で自刃するですが、そのときの戦火でそれまで立ち並んでいた七堂伽藍の一切を焼失したということです。
ここも岩屋堂と同じく住職さんがいないお寺のため地元で管理されているのですが、「最近は巡礼に来る人は少なくなったね~」ってちょっと寂しげに言われながらご朱印を押していただきました。

明日は4ヵ所回る予定で、それもかなり歩くことになるのですが、あいにくと天候は雪の予報です。
“雪もまた良し”の気持ちで悠然と歩いてこれるかな…?
by mm-nadachi | 2009-01-23 21:32 | 越後33観音札所巡礼 | Comments(0)


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