お正月最後の今日、7日には春の七草を入れたお粥を食べるというふうには知っていましたが、“人日(“じんじつ”と読むそうです)の節句”とも言われているんですね。
七草粥もそうですが、今年も灘立農園で安全な野菜をいっぱい作って、食べて、そしてランして“無病息災”に過ごしていきたいものです。
もちろんみなさんにとっても健康な一年でありますようにお祈り申し上げます。
ということで、わが家も今朝はお雑煮にして、神棚や仏壇、玄関などのお正月飾りを外すことにしました。
そして、今年もたくさんの年賀状をいただいてありましたので、住所録の整理にあわせてもう一度読み返してみました。
その中で感銘を受けたものや心温まる気持ちになったものをいくつかご紹介させていただきます。
「市内の商店街の活動の一環として開催された写真展「昭和の元気展」に携わったことは趣味が地域の活性化に役立つことができたという点でうれしく思いました」
路面電車をこよなく愛するFさんのコレクションの写真から昭和30年代の商店街の活気を伝えることができ、これからの元気あるまちづくりへの取組みに役立つことができたという喜びを感じました。
私もまだまだ拙いサックスですが、今年もボランティア演奏で喜んでいただけたらいいなと思っています。
「私たちは家族でここに移り住んで5年がたちました。自分は何が出来るかなということを考えながらの5年でしたが、ここへ転居しなければ知りえなかった、里山の人々の生活、知恵、喜び、そして助け合う心を教えられた5年でした。普通に生活している人々の中にこそ尊敬すべき人がいるという藤沢周平の言葉を思い出します」
地域医療の確保は安全・安心な暮らしに不可欠なものですが、この地域でも医師不足の厳しい状況にあります。そうした中でも、H医師のような地域医療、そして地域の暮らしに深いご理解をいただいている先生がおられることは本当に嬉しいことです。
最後は私的なことで恐縮ですが…
「元旦にお誕生日を迎えられるなんてご両親に感謝のことと思います。年の始めにいつも二つのお祝いが出来て、それが生涯続く何と幸せなことでしょう」
Yさんは私の手話の先生です。「手話は形ではなく、相手の顔を見て、心と心をつなぐものですよ」と、優しい笑顔で人との関わりかたの一番大切なことを教えていただきました。
今日は久々に朝から青空です。
写真は午前中に“ふれあいランチ・サービス”の配達ボラで伺った家からの山里の景色です。
灘立農園には雪がないので、午後は農園仕事で汗を流してきます。