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二度の誕生日

umeさんへのお返事を兼ねて昨日の記事の“補足説明”です。
ファースト・ブログで“20世紀の折り返しの日”が誕生日と書きましたが、昨日の記事では“58回目の誕生日が過ぎていった”とつい書いてしまいました。
 この“つい”についてなんですが、今の時代にはとうてい考えられないことですが、私が生れた頃は(どういえばいいんでしょうか)「緩やか」というか「穏やか」というか「いい加減」というか、なんと実際に生れた日(12月28日)と違う日(1月1日)で出生届ができたなんて信じられますか?
  「お前が生れた頃は年齢は数え年だったから、12月生まれだと正月迎えるともう2歳になって、それは可哀想だったからだ」と、小さな頃から両親や祖父母から聞かされ続けた話でその信憑性に多少の疑念はありますが、でも、“元旦生まれの二男”だからこそ今の(?)名前(どうぞ考えてみてください)になるわけで、この理屈には妙に納得しつつも、兄が父親の一文字に「一」をつけたなんとも長男らしい名前の付け方といい、「なんとも安易な名前の付け方だっ!」とずっと思っていました。
 ところが、私の二人の息子はともに「○郎」という名前で、「これじゃあ親のことは言えないな」と思うこともあったり、名前の由来とか生年月日の話題になったりするといつもこの信じ難い話をするとみなさんから驚かれたり、笑われたりで、これは逆に親に感謝しなきゃいけないのかな?
 でも、私の中ではやっぱり命を授かった12月28日が私の本当の誕生日だと思っていますので、昨日は無意識のうちにそうなったわけです。
 ところでumeさん、“20世紀の折り返しの日”は1951年1月1日ですので、間違いなく私には58回目の誕生日でしたよ。
 
by mm-nadachi | 2008-12-29 23:34 | ふと思うこと | Comments(0)


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