同い年の太宰治と松本清張?!

夕方、市立図書館にだいぶ遅れてしまった本の返却に行ってきました。

そして、いつものようにまずは新刊図書の棚から見ていったのですが、「こんな本、誰が読むの?」って図書が相変らず“陳列”されていて、この棚を眺めるたびにきっといつかどのような選書基準なのか聞いてみたいと思ってしまいます。

そして、その横が特集コーナー的な棚なんですが、いわずもがなの“天地人”に並んで、いきなり「生誕100年 太宰治・松本清張」という文字が目に入ってきました。

「えっ!?」というのが正直な感想で、この二人に作家がまさか同い年とは・・・。

ということで、家に戻ってインターネットで「太宰治と松本清張」とそのまま検索したらなんと184,000件のヒット!

「生誕100年 太宰治VS.松本清張 架空対談 」
「 太宰治と松本清張 生誕100年 相次ぐ復刊...出版不況の救世主に 」と続き、
「太宰治と松本清張はどちらも1909年生まれなのに、へえ、太宰と清張が同い年ですか。おっしゃるように清張のほうが年下というイメージでした。」と私の印象を代弁しているようなブログも発見。

そういえば最近、松本清張の短編集が書店に並んでいるのをよく見かけていましたが、そういうことだったんですね。

これじゃ大宰ふうにいえば“患者図書室ボランティア失格”でしょうか?

そして、私が今日借りたのは五木寛之著「私訳 歎異抄」と今野敏著「白夜街道」の2冊で太宰治と松本清張ではなかったという、なんともしまらない結論でした。

最後に私が好きな太宰治の一文を紹介して…

「雨の降る日は天気が悪い」

明日も風が強いようです。

越後33観音札所巡拝は順延予定です。
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# by mm-nadachi | 2009-02-21 00:09 | 読書 | Comments(2)

青梅マラソン“前日談”

c0187298_1342326.jpg青梅マラソンの前日、熱海に行ってきました。

熱海って聞くとどうしても温泉街っていうイメージで、初めて降りた駅前はそんな感じもあったんですが、熱海梅園に向かうバスが少しずつ海に近づくにつれ、あれっ?って感じで、熱海観光協会HPの「青い海と白い砂浜、立ち並ぶホテル郡(“群”の間違いです!)、ヤシの並木通り・・・外国の高級リゾートに似た雰囲気のビーチ」そのもの!c0187298_1311969.jpg

でも、なんだかあまりに“場違いな”感じの砂浜だったので、帰ってきてHPをよくよく見たら、昭和63年6月に全面オープンした人工ビーチということで、道理で(?)ビーチバレーしているオニーちゃんたちのすぐ横、“ヤシの並木通り”の下にあの“貫一・お宮の松”があるんですよ。
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それはさておき、「7分咲き」と駅前案内に出ていた梅園でしたが、やっぱり桜と違って、梅は木そのものにしても、そして花にしてもどうしても圧倒的な感じはなく、やや期待はずれの気持ちもなくはなかったのですが、梅園を歩いているうちに「澤田政廣記念美術館」と書かれた大きな看板を見つけました。
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どこかでその名前を見たことがあったような気がしていたのですが、ちょうどその日は26℃まで気温が上がり、おまけに歩き回って暑かったせいもあり、“涼を求めて”その答えも出ていないまま入館しました。

そして、最初の木像を見てすぐに思い出しました。

それは糸魚川市の谷村美術館に展示されていた木彫りの仏像と同じ優しさを漂わせていました。

谷村美術館へは3度ほど入ったことがありましたが、展示されている木像の素晴らしさとともに、美術館そのものがシルクロードの砂漠の遺跡をイメージした設計で、内部も石窟調になっていて、一つの洞穴に一つの仏像が安置され、振り返るとそこから次の洞穴と仏像が見える道順(ロード)になっていて、あたかも「長い旅路を経て仏像に出会うシルクロードの巡礼の道のりを追体験する」気持ちになり、「まさに彫刻と建築との微妙な調和」が心地よい感覚を与えてくれたことを覚えています。

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澤田政廣記念美術館は多くの木像に加え、絵画や書も展示してあり、力強さだけでなく木目のような繊細さややわらかさ、逞しさなど、あらゆる感情が形として表現されていて、絵画にはない生々しさを感じることができました。

そんなこともあって、帰ったら久しぶりに谷村美術館に行ってみようと思っていたのですが、さっきHPを見てビックリ。

そこには、「谷村美術館・玉翠園・翡翠園は1月末をもって閉園いたしました。」のお知らせが載っていました。

また、この地域からひとつの優れた文化が消えていってしまいました。
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# by mm-nadachi | 2009-02-20 01:19 | 旅行 | Comments(0)

トンマな夫婦の珍道中

今日も雪です。
昨日より寒く、朝、患者図書室ボラに向かうときの車の外気温計では-2℃でしたが、久しぶりに白くなった景色を見て、なんだか少しホッとしました。

さて、昨日お知らせした “大事件”ですが…。

マラソン大会には普通、車で行くことが多いので会場には簡単な着替えや飲食物とか、あまり多くの荷物を持っていかないようにしているのですが、今回は電車だったせいもあり、大きなショルダーバッグとデイバッグをかついで乗り込んだのでした。

おまけにスタートとゴール地点が歩いて10分くらい離れていて…でも、今回は久々に“高校時代に写真部だった”妻が同行してくれていたので、荷物は彼女にお願いして私はひたすら走ってゴールして…その後は着替え~小休憩して、「いい天気だったね~」なんて(今から思えば)呑気なこと言いながら東京駅に向かったのでした。

*以下、電車の中でのお気楽な夫婦の会話(抜粋)
「そういえば、さっき今日のマラソンの参加者が出ている新聞を見ていた人がいたけど、オイラももらったよね」
「うん、カバンの中に入っているよ」
「すぐ出る?」
「ちょっと…」
「そう、じゃ、後でいいや」

この「後で」といういつものズボラさが悲劇を生んだのでした。

東京駅着が13:00ころだったのですが、コインロッカーがどこも使用中で、結局いったん改札からでて、地下鉄丸の内線に向かう通路にあるコインロッカーにようやく荷物を押し込んで、鍵を閉めようというときにさっきの新聞を思い出して・・・。

*再び、最近物忘れの進度を競い合っている夫婦の会話(《註》穏やかな言い方にしてあります)
「新聞はどのカバンなの」
「えーとね、受付でもらった青い袋に入っているんだけど…。あれっ?そっちのカバンにない?」
「ないよ」
「新聞くらいいいじゃない」
「新聞もそうだけど、ゼッケンやサングラスだって入っているんだよ」
「ゼッケンは5623番なんだから、記録はあとでインターネットで調べれば…」
「そうじゃないの!あのゼッケンがないと今日の意味がないの!」
「じゃ、どうするの?」
「探しに行ってくる!」

ということで、その後、中学時代からの友人に会う予定の妻を八重洲中央口まで送ってから、なんとまた青梅に向かったのでした。

ここまでお読いただいて、どっちもどっちなのか、それとも私のほうがガキっぽいでしょうか?

マラソン大会では参加賞としてTシャツやスポーツタオルなどをいただくことが多く、大変重宝させていただいているのですが、ゼッケンはそうした実用品ではなく、たしかに妻が言うように単なる番号なのかもしれませんが、“ランナー”にはそれと違った思いがあって、それも初めての青梅マラソンだったからなおさらどうしても残しておきたかったのです。

この思いが伝わったのか…ゼッケンなどが入った“青い袋”はありました。

そのゼッケンがこれです。(*スタート前です)c0187298_22442129.jpg

このために東京駅から青梅まで3時間半の往復をしたのです。

そのせいで山種美術館に行くことはできませんでしたが、今の私にはこっちのほうが大切なものとしていつまでもとっておこうと思っています。

以上、トンマな兎年生れの“恥ずかしながら”の珍道中報告でした。

*実はもうひとつもっとトンマな“事件”があって、マラソン前日には私が荻窪で“大人の休日”キップを落としてしまって、それを発見したのが妻だったので、今回は痛み分け(?)でした。
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# by mm-nadachi | 2009-02-17 22:31 | ラン | Comments(0)

ノロ亀の青梅マラソン報告

今日は雪が降りました。

北国の冬ですから雪が降ることになんの不思議もないのですが、汗を流してきた青梅マラソンや熱海梅園の七分咲きの梅、そしてなんと花が散り始めた(と、地元の人が言っていました)“あたみ桜”なんかを眺めてきた3日間に比べ、一気のマイナス温度です。

いやはや、どっちもおかしな天候ですね。

それはともかく、無事に青梅マラソンに参加してきました。

青梅マラソンは1964年(中学2年生だったのだ!)の東京オリンピックマラソンで銅メダルを獲得した「円谷選手と走ろう」を合言葉に、当時としては337人という画期的な参加者で1967年(高校2年生だったのか…)に始まり、今年で43回目を迎えたということを会場でいただいたスポーツ新聞で知りました。

今回は私が参加した10㎞に約5,000人(“灘立”よりも多い!)、そして30㎞の約15,000人の合計約20,000人が初春の青梅路を走ったのです。
それを“物語る”一枚がこれで、
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当日、会場に向かうJR青梅線の向かい側のシートに座った彼らの足もとはみんなランニング・シューズで、もちろんそういう私もそうだったのですが…。

青梅の街(でも、スタートとゴールのあるところは、“河辺”(かべ)という青梅駅の2駅手前で降りるんですが)はそんなランナーばっかりで、どんな細い路地を通ってもだれかがウォームアップしていて、そのほかに応援する市民や家族でいっぱいでした。

でも、実は私は青梅へは東京事務所勤務時代に一度だけ来たことがあって、そのときはずいぶん遠かったことと、街の活性化策だったのでしょうが、街道沿いの商店に懐かしい映画の看板を多く飾ってあった程度の記憶しかなかったんですが…。

スタートは10:00。これまで、長嶋さんや高橋尚子さんなどがスターターとして来ていたようなので少し期待していたのですが、10㎞は(残念ながら)地元の体協の副会長だったようで(放送がよく聞こえなかったのです)、それにひきかえ(?)メインの30kmはあの朝原宣治選手!(ということを後で知りました)c0187298_030496.jpg
(*右手を上げているのが私です。撮影者は高校時代に写真部と言っていますが…)

コースはほとんど高低差もなく、暖かくて寒さ対策のウインドブレーカーを着る必要もなかったですし、なんといってもずっと応援してくれている人がいてとても走りやすく、タイムも目標の1時間を切り、57分06秒で50歳代男子973人中465位でした。

それにしても、10kmの全選手の第1位が高校生で31分06秒!
私がようやく3km通過時点で、もう彼らは折り返してきていて、そろそろラストスパートのタイミングだったと思うんですが、そのスピードといったら速いのなんのって…。

兎年生まれなのに昨日に限ってはすっかりノロ亀の青梅マラソン報告でした。

ところが、この後に大事件が勃発して…
それはまた明日にでも…。

外はまだ強い風が吹いています。
明日も雪なんでしょうか?
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# by mm-nadachi | 2009-02-17 00:26 | ラン | Comments(0)

巡礼記Ⅳ~初めての青空~

 今回は先日もお知らせしたように、南魚沼市と魚沼市に行ってきました。
 それにしても、この新しい市の名称ですが、それでなくても旧町名との関係がよくわからないうえに、“南”がつくとつかないでどう違うのか…本当にこんがらがっちゃいますね。

 それはともかく、今回で4週連続になりますが、初めて雪や雨もなく、それどころかこれまでの冬空におつりが出るほどの快晴でした。

 それでは巡礼記Ⅳをお届けします。

□第12番札所《天昌寺》(南魚沼市(旧塩沢町))上越線塩沢駅から徒歩30分
 直江津駅から約3時間、長岡までは雨のあとがあったが、塩沢駅では一面の青空。
 今日は長靴ではなく踝が隠れるくらいのブーツ。
 歩いて10分くらいで汗をかき始め、防寒着を脱ぎ、“おいずる”姿で歩く。
 行き交う人や車で通り過ぎる人の視線を感じる。
 こうした服装で、しかも歩いて巡拝する人が少なくなったということか…。

 通常、ご本尊等は参拝する場所から遠くにあるが、ここはご本尊(観世音)とその両脇の多聞天、地国天像を間近に拝むことができ、鎌倉時代の作という力強さに圧倒される。

c0187298_0473534.jpg□第11番札所《大福寺》(南魚沼市(旧塩沢町))上越線塩沢駅からバス15分徒歩5分
 前回の轍を踏まぬよう、20分も前からバス停でお昼のアンパンをかじりながら待つ。
 道路の反対側の食堂からはうまそうなラーメンの匂いが…。
 しかし、我慢、がまん。

 バスから「越後一の寺・雲洞庵」の案内表示を発見。
 それよりも“景勝、兼続が学んだ寺”のほうがいまどきのキャッチコピーなのだろうが、今回は時間的な余裕がなく、(いつになるかわからない)次回にすことにする。

 本堂横の観音堂で参拝。
 誰もいないと思うと読経も下手ながらについ声が大きくなる。

 ここの境内に樹齢800年以上といわれるイチョウの大木があり、今あるのは、以前落雷で焼け残った半分程度というが、見事に青空に向かって聳え立っていた。c0187298_0493587.jpg


□第13番札所《弘誓寺》(魚沼市(旧堀之内町))上越線越後堀之内駅から徒歩30分
 塩沢駅までバスで戻り、近くを少し歩いていると、いきなり古い街道のような町並みが広がる。
 なにかと思って見渡すと、「ようこそ三国街道塩沢宿へ」と書いた看板があった。c0187298_051761.jpg

 お店の人に聞くともう少し延長されるそうで、「雪国の歴史と文化が薫るまちづくり」整備計画の一環らしい。
 
 多くのまちが躍起になってこうした中心市街地活性化策を検討しているが、私が小さかったころ、たまに父に連れられて“街”に出かけたことがあった。その前の日から期待いっぱいで、でも、なにかを買ってもらえるとか、なにかができるということではなく、ただ“街”に行けることが嬉しかったことを覚えている。

 時代が変わり、そして年齢を経た今と当時を同じく考えることはできないにしても、今の“街”にはこうした思いに応えうるなにがあるのだろうか?そして、私たちは“街”になにを求めているのだろうか?

 そんな昔のことを思い出してみたり、今は“街”へ向かうよりはこうして季節を肌で感じながら、ひとりで里道や山道を歩くことで感じる穏やかさを大切にしようと思ってみたり…。
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 そうこうするうちに、弘誓寺(“ぐぜいじ”と読む)に到着。
 「例年の三分の一くらいしか雪が降らなくてね」と納経所で聞く。
 その中に、春を待ちわびる気持ちとともに、雪の少なさをどこかで寂しく思う越後人を見た気がする。
 
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さて、今週は巡拝はおやすみにして、15日(日)に青梅マラソン10kmを走ってきます

ということで次回ブログは来週の予定です

みなさんもお元気でお過ごしくだい
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# by mm-nadachi | 2009-02-13 00:38 | 越後33観音札所巡礼 | Comments(0)