続・青春18切符ひとり旅~お礼状から~

c0187298_0594451.jpgこのたびは大変お世話になり、ありがとうございました。

ご母堂さまの四十九日法要の直後、またお寺の用務も控えているというご多忙なところにお伺いしました厚顔さを恥じるばかりであります。

“小坂産”コシヒカリ、美味しゅうございました。
貴重な伊勢芋、「関の戸」「小原木」など、たくさんのお土産ありがとうございました。
東海道53次の庄野(*45之次)や関宿(*47之次。写真)、伊勢形紙や鈴鹿墨などの優れた歴史や文化、そして、鼓ヶ浦海岸の穏やかな伊勢湾や鈴鹿峠降ろしの寒風などの豊かな自然にも触れさせていただきました。

そして、なによりもご夫妻の心温まるおもてなしが一番嬉しゅうございました。
そのお心遣いには到底及ばないものではありますが、お礼の気持ちとして当地の産物をお送りしましたのでご笑納ください。

引き続きの重責でこれからも大変でしょうが、お体に気をつけてお過ごしください。
機会がありましたらぜひ当地にもお出でいただければ嬉しく思います。

本当にありがとうございました。c0187298_10154.jpg

*“旅の友”…文庫本、ウオークマン、お茶&お菓子
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# by mm-nadachi | 2009-01-14 00:54 | 旅行 | Comments(0)

3度目の青春18切符・ひとり旅

10日から2泊3日で3度目の“青春18切符・ひとり旅”に行ってきました。

昨年3月の奈良・京都が最初で、12月には東京・横浜・鎌倉に行き、今回は仕事していたときに大変お世話になったお二人との久々の再会を兼ねての名古屋・鈴鹿方面への旅でした。
名古屋駅での待合わせまで少し時間がありましたので、今回の旅のもうひとつの楽しみだった多治見市にある永保寺を訪ねてみました。

永保寺を知ったのは五木寛之さんの「百寺巡礼」(講談社文庫)の第4巻「滋賀・東海」に載っていたのを最近読んだばかりだったからなのですが、その中で、特にこのお寺を開いた無窓疎石が座禅(永保寺は臨済宗南禅寺派の禅寺)を組んで瞑想したといわれている「座禅石」に五木寛之さんが座り、永保寺の全景を見下ろしている写真に惹かれました。

永保寺までのタクシーの中で、平日のほうが参拝者が多いという運転手さんのお話のとおり境内には人影もまばらでしたので、先に国宝に指定されている観音堂や開山堂を見学した後で、永保寺のすぐ横の長瀬山にある座禅石を探してみました。

この座禅石については境内の案内図にもなく、私も文庫本を読んでいたにもかかわらず「あれかな?」っていうくらいの気持ちで結構きつい山道を足をすべらせながら登っていきました。
そして、その場に着いて、あの写真と同じ景色が眼下に広がっていました。

「私は疎石と同じように、その岩に座ってみたいと思い」、そして、「目がくらむような岩壁の先にあるその岩に座ったとき、私は一種奇妙な感覚を味わった。冷たいはずの岩の下から、なにか突きあげるようなエネルギーを感じた」と五木寛之さんは書いていますが、“どみそ”(私は使いませんが、この地域で“意気地なし”のこと)な私はとてもじゃないですが座禅岩に立つことなどできず、写真のようにへっぴり腰で恐るおそる下を覗き込んだのが精一杯でした。c0187298_055494.jpg

今回のひとり旅で読んだ本は五木寛之さんの「蓮如」(岩波新書)、「林住期」(幻冬社刊)、そして、松本駅で買った「松本清張短編全集05声」の三冊でした。
旅に出たなら本を閉じて流れゆく車窓からの景色を見ればいいものを、どうして本を読みたくなってしまうのでしょうか?
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# by mm-nadachi | 2009-01-13 00:01 | 旅行 | Comments(2)

天地返し

灘立農園はもともとが水田で、それをかなり前に(と書いて、今、それはいつだったかなと思い出していたのですが、もう30年も前になるとわかって…あ然です)畑にしたのですが、作付け前に耕すといっても、零細農園には小型耕運機しかなく、いくらがんばってもせいぜい30㎝くらいの深さにしか掘り起こすことができません。

ネギの苗を植えるときやごぼうの畝を作るときなどにはスコップで深く掘り起こさなければいけないのでが、畑土の上のほうは柔らかくても、下のほうはまだまだ粘土質のままです。
これは、これまで深く耕してこなかったことやあまり堆肥類をすきこんでこなかったせいなのでしょうが、土を攪拌することで空気を入れ込み土質の改良と畑土の活性化を図るとともに、冬場の低温による土中の消毒のほか、雑草を土にすきこむことで肥料として活用するなど、“野菜作りは土作りから”という初心に帰り、3年ほど前から雪解けを待って少しずつ“天地返し”をやってきました。

今年は農夫暮らしの初めての冬で、また穏やかな天候が続いていることもあり、今日で新年4日目のスコップ仕事(右の緑部分:ビフォー⇔左の土色部分:アフター)でした。c0187298_044294.jpg

この季節、いくら青空が広がっていても畑に出ている人はごくわずかです。
それでなくても灘立農園周辺は昔のいわゆる“3ちゃん農業”から完全に“バーちゃん”農業になっていて、耕作放棄地にはススキが“林立”しています。

春一番のジャガイモ植えにはまたバーちゃんたちの元気な声を聞きたいものです。




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09年初収穫野菜です。
キャベツ、白菜、大根、レタス、ブロッコリー、小松菜、かぶ、チンゲン菜、ミズナ。
暖冬とはいえ、日陰は午後になっても氷が張ったままです。
その中で育っている野菜たちに“愛しさ”を感じます。
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# by mm-nadachi | 2009-01-08 23:59 | 灘立農園 | Comments(0)

人日の節句に思うこと

お正月最後の今日、7日には春の七草を入れたお粥を食べるというふうには知っていましたが、“人日(“じんじつ”と読むそうです)の節句”とも言われているんですね。
七草粥もそうですが、今年も灘立農園で安全な野菜をいっぱい作って、食べて、そしてランして“無病息災”に過ごしていきたいものです。
もちろんみなさんにとっても健康な一年でありますようにお祈り申し上げます。

ということで、わが家も今朝はお雑煮にして、神棚や仏壇、玄関などのお正月飾りを外すことにしました。
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そして、今年もたくさんの年賀状をいただいてありましたので、住所録の整理にあわせてもう一度読み返してみました。
その中で感銘を受けたものや心温まる気持ちになったものをいくつかご紹介させていただきます。 

「市内の商店街の活動の一環として開催された写真展「昭和の元気展」に携わったことは趣味が地域の活性化に役立つことができたという点でうれしく思いました」
路面電車をこよなく愛するFさんのコレクションの写真から昭和30年代の商店街の活気を伝えることができ、これからの元気あるまちづくりへの取組みに役立つことができたという喜びを感じました。
私もまだまだ拙いサックスですが、今年もボランティア演奏で喜んでいただけたらいいなと思っています。

「私たちは家族でここに移り住んで5年がたちました。自分は何が出来るかなということを考えながらの5年でしたが、ここへ転居しなければ知りえなかった、里山の人々の生活、知恵、喜び、そして助け合う心を教えられた5年でした。普通に生活している人々の中にこそ尊敬すべき人がいるという藤沢周平の言葉を思い出します」
地域医療の確保は安全・安心な暮らしに不可欠なものですが、この地域でも医師不足の厳しい状況にあります。そうした中でも、H医師のような地域医療、そして地域の暮らしに深いご理解をいただいている先生がおられることは本当に嬉しいことです。

最後は私的なことで恐縮ですが…
「元旦にお誕生日を迎えられるなんてご両親に感謝のことと思います。年の始めにいつも二つのお祝いが出来て、それが生涯続く何と幸せなことでしょう」
Yさんは私の手話の先生です。「手話は形ではなく、相手の顔を見て、心と心をつなぐものですよ」と、優しい笑顔で人との関わりかたの一番大切なことを教えていただきました。

今日は久々に朝から青空です。

c0187298_1374396.jpg写真は午前中に“ふれあいランチ・サービス”の配達ボラで伺った家からの山里の景色です。

灘立農園には雪がないので、午後は農園仕事で汗を流してきます。
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# by mm-nadachi | 2009-01-07 10:19 | ふと思うこと | Comments(0)

ボランティア始め

世間的には今日が仕事始めです。
農夫としては実は昨日からやんわりと09年の農園仕事を始めたところですが、これも少雪なるが故なのでしょうが、こんなに早くから畑ニ出ルのは初めての経験です。
これも見方を変えれば“温暖化”ということなのでしょうか?

そして、今日は“ボランティア始め”となりました。
昨年、定年退職まで3年早く仕事を辞めることについてはもちろん妻とはなんども相談した結果であり、最終的には私の我がままを許してくれた妻には深く感謝しています。
そのとき妻から一つだけ“注文”があって、それは“自分や家族のためにだけ過ごすのではなく、どんな形でもいいから地域のために働いてほしい”ということでした。

このことは私の中でも強く意識していたことでもあり、その具体的な表れの一つがボランティアでした。
ただし、やはり生活の大半は農夫暮らしですので、せいぜい地元の社会福祉協議会が行っている“ふれあいランチ・サービス”の週一日の配達や介護施設等での楽器(サックスとフルートのアンサンブル)演奏のほか、100㎞マラソン大会や今年が本番の年になる国体のリハーサル大会での受け付けなどのボランティアをさせていただきました。

そして、昨年12月から新しく始めたボランティアがあります。
これはまったく“自分勝手な”ボランティアで、積雪地域の農夫にとっては“農夫でいられない”冬場をどう過ごすかはすでに4月頃からずっと気にかかっていたわけなんですが、いくらなんでも毎日、農園記録の整理じゃすぐに飽きちゃうし、本や雑誌などで散らかり放題の部屋を片付けるといっても一週間もあればいいし…、ということで少し焦り気味で悶々としていたときに目にしたのが「患者図書室ボランティア募集!」のお知らせでした。

c0187298_23325654.jpgということで、本日は外観からのみの紹介で、続きは(お得意の?)次回をお楽しみに!?
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# by mm-nadachi | 2009-01-05 23:19 | ボランティア | Comments(0)