農を守る草刈り

連休も終わり、農園から見下ろす北陸自動車道は昨日までの一般道路並みの通行量がウソのような静けさで、今日はいつもにましてウグイスの鳴き声や風が木々を揺らす音が耳に心地よい午後でした。

今日はジャガイモの土寄せでした。c0187298_22354693.jpg
例年より少し遅い植付けで、またそのときの表土(畑土)がサラサラ状態でなかったせいか、今年はあまり芽の出がよくないのです。
近くの畑のジャガイモはもう30~50cmも茎を伸ばしているのに、灘立農園では今日が初めての土寄せです。
昨年は面白がって5種類もの種イモを植えたのですが、今年はその中から妻と私の希望をそれぞれ採用して、ダンシャクとトウヤの2種類にしましたが、この後なんとか“挽回”できるように祈っています。

土寄せの後は花壇の草取りと横の畑の草刈りです。c0187298_22364423.jpg
花壇は妻の担当なのですが、今年はなかなか農園に来れなくて、そのうえ連休中はインフルエンザで外出禁止令のため、花の茎が見えないくらいに草が伸び放題になっていました。

そして、“横の畑”という妙な言い回しですが、ここは灘立農園ではなく、実はKさんという方の畑で、これまた実はなんですがこの畑はもう何年も前から果樹畑になっていました。
Kさんの畑は農道を挟んでもう一枚あって、昨年まではオバーちゃんががんばっていたのですが、とうとう今年からこの畑も耕作しないことになってしまいました。

ここ数年、灘立農園の周辺はそうした畑が少しずつ増えてきて、こうした畑は2,3年もすればカヤが生い茂り、そしてもちろんもう元の畑に戻ることはなく、そのことについてはとても残念に思いますが、私がどうこう言える立場にはなく…、ただその畑から蔓が伸びてきて灘立農園の作物にまで影響が出てきてしまうことがあるのです。

そこでそうなる前に…ということで、今年からKさんと相談して、この畑の草刈りを私がすることにしました。
なんてお人好しなと思う方も多いでしょうが、私には刈った草を堆肥にして、それがいつか農園の土を豊かにしてくれるからという思い(または願い)でやることでもあるし、どういうわけか私は草刈りや草取りが単純に好きな仕事なので、ぜんぜん苦にならないのですが、やっぱり気ままな灘立農園だからこそできることなんでしょうね。

悲しいけどこれが灘立農園を取り囲む現状です。
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# by mm-nadachi | 2009-05-07 22:31 | 灘立農園 | Comments(0)

ツチノコはどこに?

農夫に連休は関係ない…なんて、少し強がりを言っていましたが、午後は私も世間並みに農園を休園にして自転車してきました。

今日の目的地はお隣・糸魚川市(旧能生町)の柵口(ませぐち)温泉です。
家を出るときから少し雨が降ってきて、気持ち的には「もっと降れ!」と約10日ぶりの雨に期待しながら、「能生は晴れていてくれ!」と無茶苦茶なことを考えていたわけですが、わずか10kmしか離れていないのですから当然能生も小雨。
でも、ここまで来たのだからと決行!

柵口温泉までは海沿いから約12km。
自転車では初めてでしたが、だらだらした上り坂が続いて、距離は短いけれど私には適度なトレーニング・コースでした。
温泉にゆっくり浸って…とも考えていたのですが、帰りにまだインフルエンザが完治しないで外出できない妻からあれもこれもの買い物を頼まれていたので、汗をふいて早々に戻ることにしました。

この下り坂が“くせもの”で、下りでこがなくてもいいから楽でしょと思うのでしょうが、なんのなんの。スピードは出て危ないし、おまけに風で汗をかいた体が急激に冷えてしまうんです。
なので、最近は(写真のように)下りのときは半袖のウインドブレーカーを着用し、そしてところどころで“記念撮影”しながらゆっくり下りてくることにしています。c0187298_2152152.jpg

このように…、というのは先日のブログに載せた桑取谷や私の暮らす名立谷、そして今日の能生谷のほか、合併で消滅したかつての“新潟県西頸城郡”の富山県境から糸魚川市を経て上越市直江津にいたる地域は昔から“西浜七谷”と呼ばれていて、今月末の160km大会に向けてのトレーニングにこの西浜七谷を走破しようかと今日思いつきました。

そこで、まずは今日走ってきた能生谷のホットニュースを紹介します。

それはこの写真でもおわかりのように「伝説のツチノコを捕まえて賞金1億円をGET!」(www.brinet.gr.jp/tsuchinoko)という、今年で4回目になる“ツチノコ探検隊”です。c0187298_21543235.jpg








ツチノコについてはご存知かと思いますが(ご存じない方はWikipediaで…)、「1億円の懸賞というのは(ツチノコが)いないということを言っているようなものさ」と口さがない声もあるでしょうが、みなさん、能生谷の新緑と温泉を楽しみながら参加してみてはいかがですか?
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もしツチノコを捕まえても紹介料は請求しませんのでご安心を…!
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# by mm-nadachi | 2009-05-06 21:48 | 自転車 | Comments(0)

同級生

中学時代の同級生が亡くなりました。

一ヶ月ほど前の夕方、ランニングして彼の家の前を走っていたとき、ちょうどビニールハウスの手入れをしている彼を見つけ「おーい」~「おう」という、これぞ男っていう“あいさつ”をしたばっかりだったし、彼の病気のこともまったく知らなかったのであまりにも突然の訃報に驚いてしまいました。

田舎の小さな町のため、ほとんどが小学校から(中には保育園から)一緒の中、彼は中学校から、そして高校も違ったので中学校3年間だけの同級生でした。
今日の葬儀で喪主の長男も話していたように、彼は寡黙なタイプでしたし、部活も私は野球部で彼はバスケ部だったかなというくらい彼に関する記憶は曖昧で、それもそのはずでう45年も前のことなんだなと彼の遺影を見ながら思っていました。

今日の葬儀には地元で暮らす同級生も多く参列していました。
この地域では例えば厄年のお払いとか、節目の年には同級生が集まって行う“しきたり”(伝統?)があって、あと2年するとなんと還暦を迎えるのです。
同じ町に住んでいてもこうしてときどき会うだけで、普段はあまり強く意識しないのですが、これが少し自我に目覚めたころの高校生時代とは違う小・中学校時代の同級生ってものなのでしょうか?

今、野山はヤマブキの可憐な黄色の花が満開です。
祭壇に飾られたいろいろな花より、このヤマブキの花を彼におくります。
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# by mm-nadachi | 2009-05-04 20:40 | なんでも | Comments(0)

ドキュメント風巡礼記・後編

今日から本格的な連休(一説には“後半”とか)が始まったようで、灘立農園から見える北陸自動車道は上下線とも終日ひっきりなしに車が走っていました。
そんな中、わが家ではどこから侵入したのか妻と母がインフルエンザに罹患したようで、妻は顔なじみの診療所医師に「渡航はしてませんか?」とあるはずもないことを承知で聞かれたとか…。

そんな二人から私は農園に隔離(=避難)の一日でした。
今日はサツマイモの畝つくりと芽だしをしていたサトイモ植え、そして菜っ葉類の播種用の畑打ちでした。

それでは、昨日に続いて後編をお楽しみください。


14:35 第2ベースキャンプの「道の駅 国上」から弥彦・観音寺に向かうが、昼食がまだだったのでセブンのオニギリ&烏龍茶で軽く済ませる。その間、愛車Tも休憩c0187298_23161457.jpg
     










14:45 第23番札所《観音寺》着。5,6年前に改築された本堂の前に高さ7.5mの聖観世音菩薩像がそびえる。10年前にスリランカから仏像彫刻職人が来寺されて建立されたとのことc0187298_23164447.jpg










15:25 観音寺参拝を終わり、再び南下。第2ベースキャンプを横目に見ながら、さらに先に進み、大河津分水路を渡り、今日の最後の参拝地となる第21番札所《吉田寺》に到着。c0187298_23273060.jpg









参道の杉木立の木漏れ日のところにシャガが群生している。参道を抜けると杉や竹などに囲まれ、夕日の中に吉田寺(「きちでんじ」と読みます)がある。庫裏の玄関前に日向ぼっこしている人懐っこい猫が一匹c0187298_23311848.jpg

(声)ここでも坊守と少しお話をしました。
「どこから?」「1番札所の名立からです」「それは遠いところからご苦労さまです」「いいえ、車で2時間ですので…」
このパターンが一番多いのですが、そういえば国上寺では「よくお参りくださいました」と言っていただき、なんだか嬉しい気持ちになりました。

16:00 全行程を終え、第2ベースキャンプに戻る。GとT、2台の愛車に感謝。c0187298_23314476.jpg












道の駅内を歩いているとなんと足湯を発見!「酒呑童子の湯」というもので、ややぬるめのお湯が疲れた足に心地よい。c0187298_2332288.jpgさて、帰るかっ!













18:00 帰りも海沿いの一般道を走る。ちょうど消えゆこうとしている夕日を追いかけているみたい。(写真は柏崎市鯨波海岸付近)c0187298_23325683.jpg









こうして、19:30過ぎに無事帰宅しました。これで28ヵ所の巡礼が終わりました。
この日は天候に恵まれ、途中からは半袖Tシャツで自転車に乗っていて、1月末に雪の中を“自棄に”なりながら歩いたことを思えば、すごい変わりようとわれながら思いました。(写真は「道の駅国上」の近くにある「酒呑童子伝説」説明板の横で)c0187298_23401017.jpg
残り5ヵ所のうち4ヵ所は最北の新発田~神林地域に集中しており、初心に戻りまた歩きながら回り、その日は現地泊して、翌日、最後の巡拝となる33番札所《最明寺》で結願としたいと思っています。









それではこの日の私が一番お気に入りの写真をご覧いただいて今回のドキュメント報告を終わりにします。
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# by mm-nadachi | 2009-05-02 23:11 | 越後33観音札所巡礼 | Comments(2)

新米農夫へのエール!

今日、友人から嬉しい便りが届きました。

「本日、我家の猫の額ほどの土地に土を入れてもらっています。GW中に苗を買って植えて…と畑デビューします。試行錯誤で進みたい…と思っております」というメールがきました。

この話は以前から聞いていたことでしたが、こうしてようやく(?)実現することが自分のことのように嬉しくて、早速明日にでも鍬と鎌を持ってお手伝いに行きたいくらいですが、本人は“試行錯誤”を覚悟のようですので、ときおりこのブログで「灘立農園式野菜栽培法」を掲載することで陰ながらの応援ということにしておきたいと思います。

ちなみに本日、灘立農園ではミニトマトとキュウリの苗を植え、なかなかうまく芽が出ないネギとニンジンの種を蒔き、そして、アスパラに木酢液を散布して…。
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いつか野菜作りの話ができるようになるまで…がんばれ、新米農夫!
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# by mm-nadachi | 2009-05-02 00:30 | 灘立農園 | Comments(0)