カテゴリ:ボランティア( 51 )

Act Locally

少し長くなりますが、今日もちょっと《面白い》話をひとつ

『早いもので仕事を辞めて一年半が経ちました。在職中、貴団体のみなさんには特段のご理解とご協力を賜りましたことにつきまして、この紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。
 昨年の4月以降は家の畑で農夫をしながら、ブドウ園で季節的なアルバイトをし、休日にはランや自転車などで体を動かし、ときにはもうじき3年目になるサックスを吹き、そんな気ままな暮らしを“灘立農園だより”というブログに綴ったりしています。
また、私の思いと妻から“厳命”された3年早い辞職の条件が重なった「地域のために…」としてボランティアをさせていただいています。社協が実施している一人暮し等高齢者宅へのランチの配達を週2日お手伝いしているほか、まだまだ拙い演奏ですが介護施設等での演奏も行っています。
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そして今、新しいボランティア活動を始める準備を進めています。それは「いきいきサロン」という「高齢者が住み慣れた地域で毎日を元気に暮していけるよう、健康チェックや寝たきりにならないための運動・趣味活動などを行うもの」で、私の居住する地区でも計画していたのですが、ようやく12月13日に第一回サロンを実施できる見通しになりました。これから地域のみなさんと一緒になってジーちゃんバーちゃんたちに喜んでもらえるようなサロンをつくっていけたらいいなと思っています。』

これは上越市ボランティア連絡協議会が11月30日発行の“じょうえつボラ連だより№34”に寄稿した私の拙文『ボラ連版・灘立農園だより』の原稿です

それが昨日わが家に届いたんですが、どこでどうなったのか「地域のために…」の箇所がなんと「地球のために」となっているのです!?

環境問題を考えるときのキーワードとしてよく使われる言葉に“Think Globally Act Locallyシンク グローバリー・ アクト ローカリー(=地球規模で考え、地域で行動しよう)”がありますが、小心者の私は「地球のために」なんてダイソレタことを考えているわけでなく、せめて「地域のために…」と思ってこう書いたのですが…
もし、私を知ってる人がこの一文を読まれたらきっとそれこそ《この人はいつからこんな人になったのかしら!?》と不思議がることでしょうね

それはさておき、その「いきいきサロン」の開設までちょうどあと一週間になりましたが、多くのみなさんからご理解・ご賛同をいただき、利用される方21名に加え、ボランティア19名の総勢40名の登録をいただいています

第一回は利用される方17名とボランティア10名でオープンする予定で、現在最終準備を進めているところなんですが、初回なのでお楽しみ会的な雰囲気もあったほうがいいねということになり、私と運営委員の娘さんでサックス&キーボードの演奏をすることになりました
曲目は季節的にクリスマスソングを2曲と《ふるさと》の3曲に決め、今日の午後、初めて音合わせをしてみました

果たして“ジングルベル”や“赤鼻のトナカイ”がジーちゃんバーちゃんに喜んでもらえるのか正直不安なところもありますが、あと一週間しっかり練習していきたいと思います
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by mm-nadachi | 2009-12-06 18:23 | ボランティア | Comments(4)

雨の降る日は天気が悪い

「雨の降る日は天気が悪い」って以前にも使ったような気がするんですが…

あんなにアテにならなかった天気予報がどうしてこんな雨の日に限って当るのか!?
ブドウ剪定の作業開始から終了まで“予報を裏切ることなく”降り続き、体感温度はかなり低く感じました
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         *作業終了間際に視察のみなさんが寒い中、傘をさしながらお見えになりました

でも、お昼休みに“詰所”に戻ると嬉しいことにストーブに火が入れられていて、つかの間の暖を取ることができました
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    *“詰所”の2階です。ここで昼食~休憩です。でも、私は“見晴台”でサックスの練習です

それなのに、せっかく温まった体も午後から強くなった風でまた冷えてしまい、久々に太宰治の“雨の降る日は天気が悪い”というフレーズ(確か「富獄百景」に出てきていたと思うんですが…)を思い出してしまいました
明日は“弱雨~曇~晴”とどうにでもとれるような予報ですが、雨だけはもうカンベンです

そして夜は(昼間の寒さから一転し、床暖房のポカポカわが家で)“いきいきサロン”開設に向けた運営委員会でした
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いきいきサロンは「高齢者の方が住み慣れた地域で毎日を楽しく元気にいきいきと生活できるように、地区の集会場などで健康チェックや寝たきりにならないための運動・趣味活動、茶話会や保育園のお子さんとの交流などを行うもの」(社協資料から引用)です

当区でもすでに7地区で実施されており、わが町内でも昨年から構想してきていたもので、最近ようやく実現に向けて基本的な検討・準備段階に進み、今日はいよいよ第1回サロンの開催に向けた具体的な検討会でした

詳細はともかく来月中旬に初回サロンを開催しようということで、これから関係団体との協議や町内への案内、ボランティアの募集ほか、事務局としてしばらくはバタバタすることになると思いますが、なんとかみなさんに喜んで・楽しんでもらえるようなサロンつくりをしていきたいと思っています
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by mm-nadachi | 2009-11-11 23:27 | ボランティア | Comments(0)

今年初の演奏ボランティア

昨日、今年初の演奏ボラに行ってきましたc0187298_211693.jpg

演奏ボラは2年前にサックス・レッスンに通い始めたころからの“夢”でしたが、ようやく昨年から始めることができ、介護施設等で4回の演奏ボラを行うことができました
もちろん(?)サックスだけでは音の広がりや情感も少ない(と思うのはまだ初心者のせいでしょうが)と思い、以前同じ職場にいて今も吹奏楽団でフルートを吹いているSさんにお願いしてアンサンブルで演奏をしています

今回もあまり一緒に練習する時間もなく、2,3回の練習で当日を迎えてしまいました
会場は名立区にある介護施設の椿寿苑で、ここは私が毎週“ふれあいランチ・サービス”の配達ボラをさせていただいているところなのですが、そんなことから昨年に続き2回目の演奏ボラになりました

介護施設ということで“聴衆”はやはり高齢のみなさんなので、曲目は「童謡~時代劇主題歌~懐かしの歌謡曲」という構成で、昨日は9曲、時間にして約40分の演奏でした

そして、いつも歌詞カードを用意して、みなさんから演奏にあわせて歌っていただくようにしています
その歌声の大きさ(=元気さ)でみなさんの好みが伝わってくるのですが、昨日のイチバンは“北国の春”でしたc0187298_2120318.jpg

でも、最後に“ふるさと”を演奏して、一緒に歌っていただいたのですが、途中からある男性の方が涙を流しているのが見えました
演奏が終わって職員の方が「どうしたね~」と声をかけたら「久しぶりに涙流したわ」って…
そういえば昨年も“見上げてごらん夜の星を”を演奏していたときに同じようなことがありました

涙を流された方にどのような思いが去来したかはわかりませんが、(Sさんは別として)私のような拙い演奏に…と思うと、もっとしっかり練習して、みなさんに楽しい時間を過ごせていただけるようにしたいと思うのですが…

演奏終了後に嬉しいことにまた12月に利用者のみなさんの忘年会に演奏してもらいたいという“オファー”をいただきました
季節は冬なので気持ちが温かくなるような演奏ができればいいなと思っています
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by mm-nadachi | 2009-06-07 21:12 | ボランティア | Comments(0)

イージーライダー

金曜日は“ふれあいランチサービス”の配達ボラティアです

最近は4軒の配達で、配達先が減ったのはやはり寂しい(せっかくお近づきになったのに…という気持ち)ものですが、その代わりに時間的には少し余裕ができたのでお一人おひとりとゆっくり話ができるようになったのはいいことなのかもしれません

その中でも以前にも“仏像師”として紹介したことのあるSさんとの会話は楽しいものです
今日も満開のクレマチス(写真をご覧ください!)の話から、今育てているいろいろな花や盆栽の話に広がって、感心したのは今でも(失礼!)通信販売で新しい花の株などを購入しているようで、なんでも今年は「もう1万円も使ったわ」とのこと
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それも開花まで3年くらいかかるものもあるとか
「じゃ、それまで元気にしてなきゃいけないし、花が咲くまでずっと配達に来なきゃいけないね」
「おー、そーだな」

そういえば、Sさんは今日、耕運機で畑から帰ってきました
その“颯爽たる”姿を見たらみたら、なんだか“イージーライダー”でピーターフォンダがバイクに乗っている姿に重なってしまいました
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by mm-nadachi | 2009-06-05 23:01 | ボランティア | Comments(0)

ひまわりの種まき

160kmの前日をどう過ごそうかと思っていましたが、午前はいつものように農園で汗を流し、午後は区内の“不動森あげ米かい”( http://www.fu-moriagemaikai.com/)のひまわり畑の種まきに参加してきました

昨日はいろいろな用務がかたまって農園仕事はお休みにしたこともあり、まずは2日分の(?)水やりからでした
そのうえ昨日は強い風が吹いて、苗の根元に敷いておいたワラがあっちこっちに散らばっていたのをかき集めたり…と、結局いつもの倍くらいも時間(と手間)がかかってしまいました

今日の夕方から明日にかけて雨予報もありますが、いつも願っているように“夜ニ雨フリ昼ハ晴レ”にならないかな~と思っています

さて、不動森あげ米かい、「フドウモリアゲマイカイ」と読みますが、不動地区の25人のメンバーが「これからは地域が元気を出していかなければいけない」と、7年ほど前に地域の将来像を描き、その実現に向けたさまざまな地域づくりの活動を行っています

この不動地区は名立川の最も上流に位置する地域で私の自転車トレーニングのホームコースの折り返し点なんですが、ひまわり畑はそこから約5kmくらい急な農(林)道を上ったところにあり、以前は牧場として使用されていたところですc0187298_1741106.jpg


*牧場っぽさが少し残っていることが感じられますか?









ひまわり畑も今年で7年目になり、約4反の畑を耕し、種や肥料をまき、そして除草・防虫など、「多くの人たちの力を借りてここまで」やってきたそうですが、私は今回が初めての参加です

参加者は地域の方や区内の事業所、そしてボランティアなど総勢70人くらいで、家族連れも多く(そういう我がパーティも妻と昨夜から帰ってきている有紀ちゃん(長男の妻)の3人組)、おチビちゃんたちもがんばって小さい手で種をまいていましたc0187298_17422317.jpg















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畝はけっこう高く、そして幅もあって驚きましたが、ひと穴に2粒の種をまき、覆土した上に肥料をまいて…
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昨年より参加者が多かったそうで、また、きっと経験者も多かったせいでしょうか、予定時間よりもかなり早く作業が終了して、お茶をいただいてから記念写真です

開花予定を多くの人たちから楽しんでもらおうとお盆の時期にあわせての種まきだったそうで、開花が今から楽しみです
帰りに余った種をいただいてきましたので、さっそく灘立農園にもまいて育てたいと思います

でも、その前に…いよいよ明日は160kmです!!
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by mm-nadachi | 2009-05-30 17:39 | ボランティア | Comments(0)

ふれあいランチサービス・ボラも2年目です

金曜日の“ふれあいランチサービス”の配達ボランティアも2年目になりました。
配達先が町全体にわたり、その中には雪深い地区もあったので、冬の配達については少し不安もあったのですが、幸いこの冬は少雪で、無事に春を迎えることができました。

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            *雪深い地区でも田植えもそろそろ終わりです


ただ、昨年始めたころは7軒で一番多いときは9軒もあったのに、最近は5軒に減っており、昨日はわずか3軒でした。

このサービスは「ひとり暮らしや虚弱な高齢者の自宅に、高齢者向けに調理されたお弁当を宅配することにより、不規則で栄養の偏りがちになる食生活を改善し、健康の維持増進及び病気の発生や寝たきりの予防を図り」また、「定期的な安否確認を行うことにより健康で自立した生活ができるよう支援」するものなので、いい方向、例えば親族と同居するようになりひとり暮らしが解消されたとか、健康(な体)になったとかで配達先が減少してきたのであればいいのですが、残念ながら(認知症や体調不良などで)ひとり暮しができなくなり介護施設に入所したとか、ご本人にとってはますます厳しい状況になったことによるものがほとんどのようです。

先日もいつもは居間で待っているNさんの姿がなく、声をかけるとか細い声が奥から聞こえてくるだけで、いつまで待っても出てこないことがあって、すぐに社会福祉協議会の担当者に連絡して様子を見にきてもらうようなこともありました。

そんなこともあれば、いつもの時間に姿が見えなくてしばらく待っていたら、坂道を自転車を押しながら上がってきて「近く(といっても3kmほど離れている)の散髪店に行ってたんだけど時間かかってな~」と淡々と言う盆栽好きのSさんもいて…週一回でしかない“お付き合い”ですが、これからも毎週“遊びに”行きますので、みなさんヨロシクお願いします!
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by mm-nadachi | 2009-05-10 00:14 | ボランティア | Comments(0)

“利用しやすい開かれた”患者図書室

患者図書室ボラを始めて3ヶ月が経ちました。

月末に貸出データを取っているのですが、先月2月は昨年6月の開設以来の月平均約40冊の倍以上となる100冊を“記録”し、これまでの月別最多貸出数となりました。

もちろんこのことは“利用しやすい開かれた患者図書室”を目指して病院スタッフと私たちボラの取組んできた成果である…と胸張って思いたいのですが、それを実証するものもないので、とりあえずは控え目に“良いように”解釈しています。
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書架の配置替えやブックリスト、案内チラシの作成など、みんなで考えて患者図書室のPRと利用しやすい環境づくりを実践してここまできたのにちょっと残念な気持ちもあるのですが、でも、始めたときに決めていたようにこの3月末でボラは“とりあえず”終了して、農夫に“戻らなくては”いけないんです。

そのことを先日、ほとんど毎日のように利用していただいているAさんにお話したら、「おや、そうなの。それは寂しくなるわね。あなたとはいろいろ本の話ができてよかったのにね。じゃ、今月はがんばって本借りなきゃね」と言っていただき、大変嬉しく思いました。

貸出データを取ってきてわかったことなのですが、患者さんによって読書傾向の違いが顕著で、入院患者さんは小説(内田康夫の推理小説がダントツの人気です)などの読み物系が圧倒的に多く、がんや病気関係図書の貸出は外来患者さんに多くなっています。

これは患者さんの置かれている状態(身体および心理状況)の違いがこうした結果となっているものと思われ、一人ひとりの患者さんとお話しながら本を選んだりすることはこれまでの自分の読書経験が生かせることもあり充実したボラをさせていただいたと思っています。

と、そんな格好いいことを言っていますが、もともとは“自己都合”で始めたボラでしたが、こうして多くの方に喜んでいただけたのならまた来年も…と思っていますが、もちろんみなさんが健康で暮せて病院のお世話にならないのがいちばんですけどね。
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by mm-nadachi | 2009-03-18 21:55 | ボランティア | Comments(0)

未知の携帯小説

昨日、“患者図書室”のボランティアについて地元NPOから取材がありました。

このNPOは福祉とか教育とか特定分野の目的をもって活動する一般的なNPOと違い、「NPO(非営利の市民活動団体)相互の情報交換や連携を図り、新たに特定非営利活動法人を作ろうとする団体及び個人への活動支援を行うことを目的」として活動している団体で、実は私がこの患者図書室ボランティアに応募したのもこのNPOの情報紙からだったのです。

ボランティアに応募した動機やボランティアをしていての感想から始まり、その後は、今、私たち6人のボランティアが検討している“患者図書室利用促進活動”についても話をしました。

患者図書室の利用者は一般の図書館と違い、入院や通院されている患者さんたちなどで、私たちも単に利用者数だけを増やそうということを目指そうとしているのではありません。

まずは患者さんたちにこの図書室の存在を知っていただき、そして、その中からおひとりでもこの患者図書室の本来の設置目的である「病気や健康に関するさまざまな情報」を入手していただいたり、つかの間のやすらぎの時間に本を手にとっていただけたら…という思いなのです。

もちろん私たちは“ボランティア”であり、この図書室については病院側の設置目的や運営方針に基づいてお手伝いするという立場は十分認識したうえで、私たちが考えたことを提案し、そして実践していけたらいいなと思っています。

実は先週、私たちのほかにも病院の中でボランティアをされている方たち(車イスの修理、受付案内、入院病棟内サポート)と、病院長、事務局長、看護部長たちとの昼食会がありました。

その場でもこれまでの患者図書室の利用者数や貸出傾向などをお話したうえで、いくつかの提案をさせていただき、病院側からも好意的にお聞きいただいたと思っていますし、早速、病院長から「患者さんからリクエストがありました」とお伝えした「天地人」を寄贈いただきました。
こうしたかたちでこれからも病院側とボランティアの協働による取組みを進めていけたら…と思っています。

そんな話をしているところに、先週に続いて2度目となる3人の専門学校の学生ボランティアがにぎやかに入ってきました。
彼女たちと話をしているとやはり世代というか、時代の違いは隠しようもなく、「本は読まないけど、携帯小説なら読みますよ」とのこと。
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私も一度その携帯小説なるものを読んでみなくちゃいけないなと思いながら、彼女たちの取材風景をパチリ。

ちなみに患者図書室で貸し出しの多い本といえば…

1位が3冊で4回の貸出です。
「妻の大往生」        永 六輔
「サザエさん旅あるき」   長谷川 町子
「黒の回廊」          松本 清張

2位が9冊あって3回の貸出です。
「悲しみの歌」         遠藤 周作
「ガン再発す」         逸見 政孝
「失楽園(上・下)」      渡辺 淳一
「チームバチスタの栄光」  海堂 尊
「天窓のある家」       篠田 節子
「日本一短い家族への手紙」
「バカの壁」          養老 孟司
「名探偵の掟」        東野 圭吾
「約束」             石田 衣良
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by mm-nadachi | 2009-02-04 11:46 | ボランティア | Comments(0)

Sじーちゃんの木像

昨年3月に仕事を辞めて最初のボランティアが社会福祉協議会が行っている“ふれあいランチサービス”でした。

これは「65歳以上のひとり暮らしや高齢者だけの世帯の方に栄養バランスのとれた昼食を提供し、あわせて安否確認を行う」もので、12月までは毎金曜日だけでしたが、先月からは水曜日も加えて、週2日の配達ボランティアを行っています。

多いときは10人近くの利用者がありましたが、最近は平均して5人前後です。
ただ、配達エリアが海岸部から山間地までの往復約24kmあるため、11時から12時までのおおよそ1時間くらいかかっています。

最初はなかなか利用者のみなさんに話かけられなかったのですが、それでも少しずつですが、「今日はいい天気ですね」とか「今日はどうですか?」くらいはお弁当を手渡しながらお話できるようになり、みなさんからもようやく顔を覚えていただけるようになりました。

その中にすこぶる元気な“Sじーちゃん”がいて、最初の配達の日には「な~んだ、これからはねーちゃんこないのか!」なんて憎まれ口を言っていたのですが、毎週顔を合わせているうちに(私のことは知らなかったようですが、)よく聞いてみると私の父や妻のことは知っているようで、また、Sさんの家の前には盆栽の棚があって、私の家にも父が残した盆栽があることから、少しずつそんな話をするようになり、夏には大きなキューリや(灘立農園では作っていない)モロッコ豆もいただくようになりました。

そのSさんの家に今年初めての配達に行ったとき、なんだか居間でごそごそやっているようなので、「なにしてるの?」って聞きながら上がってみると、なんと木彫の像の荒削り中!
「天地人」の影響ではないようですが、イメージは上杉謙信とのこと。

私の父は実は石工だったのですが、父が彫ったお地蔵さんの顔が父に似ているとよく言われていたことを思い出してそんなことを言ったら、「どーなるか、わからんわい」って、ぶっきらぼうに、でも嬉しそうな返事が返ってきました。

そんな言っていたのに、あれから半月経って一昨日配達に行ったとき、「大体こんなもんだな」というように、ほぼ完成した木像を大事そうに抱えて見せていただきました。
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私には父の職人肌のDNAは遺伝せず、もっぱら鑑賞するばかりですので、これからもSさんの作品を楽しみに、また“けしかけて”いこうと思っています。
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by mm-nadachi | 2009-02-01 21:04 | ボランティア | Comments(0)

続・患者図書室ボランティア

“お約束”どおりに患者図書室ボラの続編です。

患者図書室のある病院は市内でも有数の総合病院のひとつ(でも、自動血圧測定器を人間ドックで使うアノ病院ではありません)で、昨年2月に厚生労働省から「地域がん診療連携拠点病院」に指定されたことに伴い、“患者”に対する健康や病気に関する情報提供を目的に6月に設置されたもの(ということを総務課長さんからお伺いしました)で、小説や随筆などを含め、蔵書数が約1,000冊の小さな図書室です。

昨年末まで週2,3日の開館だったものを「患者図書室の充実」(これも総務課長さんのお話)に向け、平日5日間の開館のために増員されたボランティアの一人として、「ようやく高校時代の図書委員の経験とこれまでの読書歴の成果が生かされる(?)ときがきたぞ」と、それなりに意気込んで12月中旬から月・火・木の3日間(ボラは午前中だけです)、パソコンを背に、そして弁当片手に電車で通っているのですが、なかなか利用者がなく(開館以来、12月までの貸出実績は約260冊です)て、ちょっとあてがはずれた感じの“手持ち無沙汰”の時間だけが過ぎていきます。

そこで、もう一人のボランティアの人と自主的に(というか、“勝手に”)いろいろと“患者図書室利用促進案”を考えているところで、その最初の取組みとして、まず年末には書棚の向きを90度変えて、図書室の前を通る患者さんたちに見えやすいようにしました。

そして、次なる策としては患者さんたちへのPR戦略を現在作成中です。

また、嬉しいことに、先日、開設以来このブログにただひとりコメントを寄せていただいているumeさんから医療関係の図書を2冊寄贈いただきました。
ありがとうございました。

間もなくそれも書架に並ぶことになると思いますが、こうしてほかのボランティアのみなさんとワイワイ協力しながら、患者さんたちにとってのホット・ライブラリーになればいいなと思っています。

普通に考えれば病院にはあまり近寄らないほうがいいでしょうが、もしこの総合病院に来ることがありましたら、ぜひ図書室にも寄っていってください。
(*1階医事課0番カウンターの向かいにあります)

お待ちしてます!
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*今日、患者図書室にボランティアに来てくれた医療事務専門学生さんです。
「音楽が流れているといいですね」って、あまり読書をしないという彼女たちらしい利用促進案をいただきました。
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by mm-nadachi | 2009-01-21 00:59 | ボランティア | Comments(0)