カテゴリ:灘立農園( 316 )

半農半楽のうららかな一日

午前は農園仕事、今年初の草刈りです。
灘立農園は無農薬栽培なので除草剤は使用していません。
ですから、春の訪れとともに雑草も伸び始めます。
でも、私はこの草取りや草刈りが嫌いではなく、どっちかといえば好きな仕事のひとつです。
もちろん刈り取った草は堆肥にして利用できるという実利もありますが、なんといってもきれいになった畑や土手を眺めるのが好きなんです。

そして、午後はお隣の糸魚川市にある桜が咲き始めた美山球場で新潟アルビレックスBCと石川ミリオンスターズ(“加賀百万石”ですもんね)のオープン戦を観に行ってきました。
c0187298_2294851.jpg


昨年7月にも同じ球場で観戦し、アルビはその試合に勝って、なんと前期優勝を決めたのですが、結果的にはシーズン優勝は逃してしまったのです。
やはり県内のチームということもあり、近くの球場で試合があるときはこれからも応援に行こうと思っています。c0187298_22101666.jpg
c0187298_22103455.jpg

今日、入り口でもらったアルビの2009年シーズン・スローガンは“がむしゃらに!”でした。
もともと若い選手が多く(アルビは最年長でさえ29歳!)、いわば“野球アンチャン”たちががむしゃらにプレーするのを観ているのは楽しいものです。
そして、5回終了時点には両チームの選手たちが自分たちでトンボを手にグランド整備したり、
c0187298_22105343.jpg

イニング前の守備練習のボールなんて真っ黒。また、「ファウルボールは回収します」という場内アナウンスを繰り返すくらいにきっと厳しい状況なんでしょうが、かつての野球少年どころか気がついたら“野球中年”だった私としては、とにかく明るく元気な野球を見せてもらいたいと思います。

そして、願わくば…アルビ優勝!
[PR]
by mm-nadachi | 2009-04-07 22:14 | 灘立農園 | Comments(0)

二組の来客

「今日は県内の小学校の入学式のピークです」というニュースをラジオで聞きながら、灘立農園も実質的には今日をスタートにしたいくらいの農作業日和でした。

でも、まだ畑は柔らかかったので、今日はしっかり我慢して柿や梅の木などの果樹畑の枯れ枝や草取りなどをすることにしました。

作業を始めて間もなく聞こえてきたのが“春告鳥”の別名をもつウグイスの声でした。
この果樹畑はいつもの畑より少し上の場所にあるので、普段よりホーホケキョの声が近く感じられて、その声の方向をしばらく見ていたら、胡桃の木の枝先で鳴いているのが見えました。
c0187298_20482012.jpg


ウグイスは警戒心が強くて、この季節にはよく声は聞こえるのですが、こうしてその姿を見るのはおそらく初めてのことで、(コンパクトデジカメのズーム撮影なので鮮明ではありませんが)私にとっては記念すべき一枚です。

そして、その胡桃の木の下の日当たりのよい土手に咲いていたのがアズマイチゲです。c0187298_20485624.jpg


今日はこのウグイスのほかに珍客が見えました。
珍客といっては大変失礼ですが、妻の兄夫妻が旅行の帰りに家に寄ってくれて、「灘立農園を見てみたい」ということで…そろって来てくれました。

義兄も妻と同じで蛇が大の苦手というのは前に聞いていましたが、胡桃の木から垂れていた蔓の切れ端を見て、それが蛇に見えたらしくちょっとびっくりしたりしてましたが、義姉とヨモギ(これは草餅用)や蕗の葉(これは天ぷらにすると美味とか)などを摘んで、そしてキャベツとブロッコリーをお土産に帰っていきました。
c0187298_20502831.jpg



さて、今年はこの後どんな訪問客が来てくれるのか楽しみながら、また明日も…。
明日は昨秋から故障気味だった草刈機が直ってきたので、果樹畑や土手の草刈りです。
[PR]
by mm-nadachi | 2009-04-06 20:45 | 灘立農園 | Comments(0)

雨の降る日は天気が悪い

なんだか久しぶりのブログです。

季節はずれの風邪で寝込んでいたわけでもなく、突発性視力障害に襲われたということもなく、(思い出したくない)“前頭葉萎縮”が再発した恐れもなくいたって元気でしたし、パソコンの故障もなく、書きたいこともいっぱいあったのに、なかなか“その気”になれなかったというのが正直なところで、ひと月早い“五月病”でしょうか?

ともあれ、では“初心に”戻って、「本格的に作業が始まった灘立農園の近況からお伝えしましょう」と思っていたのですが…。

3月末で患者図書室ボラに“お暇”をいただいて、1日から2年目の農夫暮らしに専念する予定だったのですが、(昨年もそうだったように記憶してますが、)なんと雨のスタートですっかり気勢をそがれてしまいました。

そして、それ以上に粘土質な畑が多い灘立農園にとって雨は、特に春先は雨が上がっても大体3日くらい畑仕事ができないくらいの“災難”で、海沿いの砂地で農業をしている知り合いが「雨が上がればすぐにでも仕事ができる」って言ったことがときどき羨ましく思うこともあります。

でも、ここでやると決めたからにはすべてを受け入れて…と思いつつも先日のように“待ちきれずのジャガイモ植え”なんかをしてしまうわけですから、まだまだです。

ということで、4月になってからはようやく畑が乾いてきたなと思うと雨が降って…の繰り返しで、今日も午前はやっぱり少し早い感じのジャガイモ植えをしてきたのですが、午後からの雨でこうして久々のブログをしているというところです。

この雨の日の過ごし方というのはいろいろあって、実は2日には初めて平日に越後33観音札所巡礼にも行ってくることができましたし、図書館や書店でc0187298_16383489.jpgゆっくり本を探したり、たまには映画館に行ったり、温泉巡りしたり…なんですが、どうしても“暇つぶし”に感じてしまって、あまり居心地がよくないんです。

今年はもっと胸を張って(?)雨の日を楽しめるようになりたいと思いますが、天気予報では来週はまったく雨の心配がないようなのでしばらくはお預けでです。
[PR]
by mm-nadachi | 2009-04-04 16:23 | 灘立農園 | Comments(0)

待ちきれずのジャガイモ植え

昨日のブログで「畑仕事はしばらく順延」と書いておきながら、とうとう今日、ジャガイモ植えをしてしまいました。

c0187298_23582943.jpgあってないような言い訳ですが、明日からまた雨か雪になりそうで、そうなると小さなころから耳にタコができるくらいに聞かされていたた「春祭り(4月5日!)までにジャガイモ植えを終わらせる」というわが家の農事伝統が私の代で途切れてしまうからです。

それはともかく、春先に(限らずですが)土が乾ききっていない状態で畑を耕してしまうと大きな塊の土になって、その後いくら耕してもなかなか細かくならず、目標としている土づくりからまた遠くなってしまうというリスクを承知の上だったのですが、ですから今日はとりあえず70ヶくらい植えて、残りは(今後の天候に期待しながら)少しでもいい状態の畑になったら植えようと思っています。

ともあれ、ジャガイモ植えは灘立農園の実質的な開園“イベント”ですし、ちょうど今日で患者図書室ボランティアも最終日となったこともあり、12月からの長~い“冬休み”を終え、明日から“農夫2年生”としてひたすら汗を流していこうと思っています。

さて、今日の土手の花はショウジョウバカマです。c0187298_23584081.jpg

[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-31 23:53 | 灘立農園 | Comments(0)

09年灘立農園開園!?

いよいよ灘立農園開園!とさわやかにお伝えしたかったのですが、先日の雪でしばらく畑仕事は順延です。
とくにジャガイモ植えをそろそろと思っているのですが、なかなか計画どおりにはいかないものです。

ということで、今日は去年までリンゴやザクロ、プルーンなどの果樹を植えてあった(「植えて」はあったのですが、残念ながらあまり収穫はありませんでした)ところをまた畑に戻すため、木を切ったり、株を掘り起こしたりの“開拓民”をしました。
前にも書いたようにわが灘立農園は私ひとりの零細農園のため、ほとんど自力でやらなきゃいけないのですが、まさかノコギリ引いたり、木に巻きついた蔓を切ったり…天地返しに劣らずなかなか大変な作業でした。

なぜこんなことしてるのかと言えば、ただ単にもう少し野菜を作ることのできる“面積”が欲しいということだけで、そうは言いつつこの新しい畑でなにを作るかは未定なんですけど、でも、楽しみです。

明日、もう少しがんばればなんとか形になりそうなので、疲れたときには土手に咲き始めたカタクリでも眺めながらもうひと踏ん張りです。
c0187298_0814100.jpg

[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-31 00:06 | 灘立農園 | Comments(0)

“手前味噌”に向けて…

灘立農園を始めるいちばんの目的は安全・安心で、もちろん美味い野菜を収穫したいってことだったんですが、その野菜を使った加工品を作りたいとも思っていて、その第1弾がキムチでした。

そして、今日、第2弾として味噌づくりをしてきました。

小さなころ、わが家でも家で作った大豆を町内の麹屋(という屋号のお店)さんに持ち込んで味噌を作ってもらっていました。
その手伝いをさせられたときに煮あがって軟らかくなった熱々の大豆をひとつまみ食べさせてもらうことが楽しみでした。
そんな忘れていた記憶を思い出させてくれたという意味でも今日は楽しい時間を過ごすことができました。

では、簡単に味噌づくりの流れを…。

その前に材料ですが、灘立農園からは大豆だけで、麹や塩は今日、味噌づくりを教えていただいた正善寺工房(実はキムチづくりもここで…)で用意していただきました。
大豆は味噌用に作ったものと枝豆に作った余りとかいろいろ集めて3kgを持ち込みました。
麹(3kg)は地元産の米を使ったもので、塩(1.3kg)はなんと“500万年もの歳月をかけて堆積し結晶した”オーストラリア・デボラ湖(どこにあるんでしょう?)のミネラル豊富な塩でした。c0187298_21431820.jpg


①大豆を煮る
c0187298_2140145.jpg











②麹と塩を混ぜる

c0187298_21403826.jpg











③①の大豆をつぶす

c0187298_21412453.jpg














④③に①の煮汁(600cc)を加えてよくこねる
⑤②と④を混ぜる

c0187298_21414858.jpg











⑥容器に詰めるc0187298_21422674.jpg


これで約12kgの味噌の完成です。
c0187298_21424679.jpg



こんなに“厳選された”材料を使って作った味噌が不味いわけがありません。
と、思うこと(または臆面もなく言うこと)が“手前味噌”の語源なんでしょうが、どんな味になるのかは半年後にならないとわかりませんので、果たして“手前味噌”になっているのかどうか、それはまたお知らせしたいと思います。

さて、あとは豆腐づくりです!
[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-22 21:36 | 灘立農園 | Comments(2)

失せもの現る!

昨日からの風はまだ少し残っていたものの青空が広がったので9時半ころから灘立農園に行ってきました。
雨上がりなのであまり畑は“かまえない”と思っていたのですが、アスパラ畑の枯れた茎や草があまりにもひどかったので、ひと畝だけでもと始めたのですが、まもなく草に中にチカチカ反射するものがあって…。

それがこのサングラスです。
c0187298_21214114.jpg


このブログで私がサングラスをかけた写真を2度(青梅マラソン、自転車巡礼)お目にかけましたが、今日見つけたサングラスはこの前のものだったのです。
今となってはこのサングラスをいつ失くしたのかも忘れてしまいましたが、新しいサングラスを買ったのが昨年9月末の越後湯沢で行われた“越後湯沢秋桜ハーフマラソン”の会場だったので、おそらくその前だったのでしょう。
また、農園で草刈り機を使うときに刈った草木や泥が目に入らないように防護していたこともあったし、夏の強い日差しから目を護るためにしていたこともあったので、きっと8,9月ころだったのでしょう。

もちろん、畑仕事のとき以外にも、ランや自転車、そして車の運転のときにも使っていて、軽くて、レンズの色もそんなにきつくなくて…。

でも、草取りを始める前に一瞬だけ草刈り機でないでしまおうかと思ったのですが、もしそうしていたらこれくらいのサングラスは惨めなまでに切り刻まれてしまっていたでしょう。

これから農園仕事も、そしてランや自転車も本格的なシーズンです。
ただこれだけのことなんですが、なんだかこれからうまくいきそうな、そんな気がしてとても嬉しい気持ちになりました。
[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-15 21:15 | 灘立農園 | Comments(0)

同志たちよ

いきなり冬に戻ったような寒い一日でしたが、久々のロング・ドライブ(約110㎞)で新潟県農業大学校(新潟市・旧巻町)の「やさしい園芸講座」に参加してきました。

この講座は昨年7月の「秋冬野菜の栽培」に続き2回目の開催(参加)で、今回は(もちろん!)「春夏野菜の栽培」でした。
c0187298_0124165.jpg

参加者は新潟市周辺の、年齢的には60・70代の男性が多く、ほとんどは“生業”ではなく自分なりのやり方で楽しみながらやってはいるもののなかなかうまくいかなくて…ということで、その原因や解決方法を聞き取ろうと講義よりも質疑応答のほうが時間的にも長く、そして内容的にも濃かったのが前半の座学でした。c0187298_0133724.jpg

後半は実技、トマトやキュウリなどの播種の予定だったんですが、播種後の管理が季節(気温)的に難しいということで、今回はイチゴの水耕栽培とトマト栽培のビニールハウスの見学だけになってしまい実技を期待していた私としてはちょっと残念でした。








c0187298_0131887.jpg


農業は足の下から土の温みを感じながら実践の中で覚えていくものですが、こうした講座で植物学的、植物生理学的な話を聞いたり、“正しい”播種の仕方などを教えてもらうことは貴重な経験ですし、それとともに農夫の“同志”からいろいろな苦労話や(我慢して?)自慢話を聞くのも楽しいことです。

さっ!オイラも始めようっと!
[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-12 00:07 | 灘立農園 | Comments(0)

まだ冬眠中の“春の使者”

今日は二十四節気のひとつの“啓蟄”です。
この言葉を解体するとその意味がはっきりするのですが、“啓”は『ひらく』で、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』。
つまり、「地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹くと同時に地上へ這い出してくる」という意味になるわけですが、わが灘立農園ではもう少し先になるようです。

その“証拠”がこの写真で、日曜日に久々に天地返しをしていたときに間一髪で難を免れた(というのも、ときどきスコップでカエルを“ひっかける”ことがあるのです)アオガエルです。
まだ畑の中で気持ちよさそうに寝てたので、またそっと土をかぶせておきました。
c0187298_23363067.jpg


とはいえ、わが家の玄関先の福寿草もいつのまにか花の盛りが過ぎたようで、春はそこまで来ているのかもしれませんが、焦らずにゆっくり楽しみながら待つことにしましょう。
[PR]
by mm-nadachi | 2009-03-05 23:33 | 灘立農園 | Comments(0)

業(ごう)なる農

今日も季節を間違えたような雨の一日でした。
今冬は暖冬、少雪と毎日のように言われていましたが、今夜のNHKニュースでも昭和21年以来3番目に暖かい冬だったと報じられていました。
昨日、久々に行った“雪のふるさと”安塚でも雪が少なく、雪だるまも所在なさげでした。
c0187298_2221310.jpg


実感的には例年よりも一月くらい早い感じなので、そろそろ09年灘立農園の作業計画を立てようと、参考に昨年の農事記録を開いてみました。

この時期はまだ本格的な作業前なのでとびとびの記録でしたが、3月2日には「風もなく快晴の青空。冬越しの白菜20ヶ、少し凍みた大根、キャベツ収穫。静さん(妻です)はいつものようにフキノトウ!しかし、まだ残雪もあり、春はまだ先?!」とありましたが、それでも3月8日にはサヤエンドウの播種をしていました。

ということで、来週3月になったら灘立農園もオープンです。

そういえば、昨日、読んだ雑誌の中に冬越しの野菜がなぜ甘いかについて書いてありました。
それによると…冬に収穫される野菜は寒さが厳しくなると凍結するのを防ごうと自身のでんぷん質を糖分に変化させる。雪の中から掘った大根や白菜が甘くて美味しいのはこのためだ…そうです。

科学的(野菜生理学的?)にはたしかにそうなんでしょうし、食べる分だけそのときに畑に取りに行くのがいちばんいいのですが、この「雪の中での冬越し」というのがなかなか難しくて、特に大根は逆に凍(し)みてしまってシャキシャキ感がなくなってしまうのです。

ということで、今年はインターネットや雑誌などから情報収集して、野菜(大根、白菜、ネギ、タマネギ、サトイモ、サツマイモ…)ごとの冬越し保管方法を実践しています。

例えば、ネギと白菜は新聞紙で包み、そして大根はビニール袋に入れて冷暗所で保管とか、サトイモやサツマイモは段ボール箱に入れて部屋の中で保管とか…。
うまくいったものもあれば、もう少し工夫が必要なものもありましたが、やっぱり自分でつくったものはなるべく最後までみずみずしく、そして無駄なく食べきりたいと思います。
それが野菜に対する礼儀と思います。

「わたしたち人間は、ただ生きるというそのことだけのためにも、他のいのちあるものたちのいのちをうばい、それを食することなしには生きえないという、根源的な悪をかかえた存在である。
 山に獣を追い、海河に魚をとることを業(ごう)が深いという者がいるが、草木国土のいのちをうばう農も業であり、商いもまた業である。敵を倒すことを職とする者は言うまでもない。すなわちこの世に生きる者はことごとく深い業をせおっている。」   五木寛之著「私訳 歎異抄」から
[PR]
by mm-nadachi | 2009-02-25 22:00 | 灘立農園 | Comments(0)