カテゴリ:灘立農園( 327 )

Green Cliff

今日も雨はなし。

ということで、水やりの後、今年初めての“グリーンクリフ”、(これはもちろん“レッドクリフ”を模しているのですが)つまり灘立農園ふうにいえば「緑壁の戦い」をやってきました。

こまごました説明よりも写真を見ていただいたほうがわかりやすいと思うんですが、前にもお話したように灘立農園の“前身”は水田、それも山の中の棚田だったので、高い土手が何ヶ所かあります。            c0187298_2328345.jpg*草刈り前



その中でこのグリーンクリフが最も高く、さらに傾斜も一番きつく、また面積もやっぱり一番広い土手で、いくら草刈りが好きな農夫といってもこの土手の草刈りを始める前には「緑の壁」を見上げ、ケガのないように気合を入れてから草刈機のエンジンをかけます。

                               
c0187298_23282350.jpg                                    *草刈り後

幸い今日も無事に終了することができ、来年用の堆肥として畑の隅に積んできましたが、昨年のこの時期、草刈り後の堆肥積みのときにフォークで左足甲を刺してしまって3針縫うケガをしてしまいました。
農夫初年の“五月病”が原因ではないと思いますが、やはりどこかに気の緩みがあったのかなと思い出します。

農園仕事はほとんどが独り仕事です。
ケガをしても、また急に気分が悪くなっても助けてくれる人は誰もそばにいません。
たまに帰りが遅くなったりすると妻から「どうしてる?」という安否確認電話がありますが、街の中の孤独死がときおりニュースになったりするように、山の中でも起こりうるものなので、そんなときは携帯で最初に出た番号に電話しますから、そのときはみなさん、ヨロシクお願いしますね。
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by mm-nadachi | 2009-05-11 23:23 | 灘立農園 | Comments(0)

農を守る草刈り

連休も終わり、農園から見下ろす北陸自動車道は昨日までの一般道路並みの通行量がウソのような静けさで、今日はいつもにましてウグイスの鳴き声や風が木々を揺らす音が耳に心地よい午後でした。

今日はジャガイモの土寄せでした。c0187298_22354693.jpg
例年より少し遅い植付けで、またそのときの表土(畑土)がサラサラ状態でなかったせいか、今年はあまり芽の出がよくないのです。
近くの畑のジャガイモはもう30~50cmも茎を伸ばしているのに、灘立農園では今日が初めての土寄せです。
昨年は面白がって5種類もの種イモを植えたのですが、今年はその中から妻と私の希望をそれぞれ採用して、ダンシャクとトウヤの2種類にしましたが、この後なんとか“挽回”できるように祈っています。

土寄せの後は花壇の草取りと横の畑の草刈りです。c0187298_22364423.jpg
花壇は妻の担当なのですが、今年はなかなか農園に来れなくて、そのうえ連休中はインフルエンザで外出禁止令のため、花の茎が見えないくらいに草が伸び放題になっていました。

そして、“横の畑”という妙な言い回しですが、ここは灘立農園ではなく、実はKさんという方の畑で、これまた実はなんですがこの畑はもう何年も前から果樹畑になっていました。
Kさんの畑は農道を挟んでもう一枚あって、昨年まではオバーちゃんががんばっていたのですが、とうとう今年からこの畑も耕作しないことになってしまいました。

ここ数年、灘立農園の周辺はそうした畑が少しずつ増えてきて、こうした畑は2,3年もすればカヤが生い茂り、そしてもちろんもう元の畑に戻ることはなく、そのことについてはとても残念に思いますが、私がどうこう言える立場にはなく…、ただその畑から蔓が伸びてきて灘立農園の作物にまで影響が出てきてしまうことがあるのです。

そこでそうなる前に…ということで、今年からKさんと相談して、この畑の草刈りを私がすることにしました。
なんてお人好しなと思う方も多いでしょうが、私には刈った草を堆肥にして、それがいつか農園の土を豊かにしてくれるからという思い(または願い)でやることでもあるし、どういうわけか私は草刈りや草取りが単純に好きな仕事なので、ぜんぜん苦にならないのですが、やっぱり気ままな灘立農園だからこそできることなんでしょうね。

悲しいけどこれが灘立農園を取り囲む現状です。
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by mm-nadachi | 2009-05-07 22:31 | 灘立農園 | Comments(0)

新米農夫へのエール!

今日、友人から嬉しい便りが届きました。

「本日、我家の猫の額ほどの土地に土を入れてもらっています。GW中に苗を買って植えて…と畑デビューします。試行錯誤で進みたい…と思っております」というメールがきました。

この話は以前から聞いていたことでしたが、こうしてようやく(?)実現することが自分のことのように嬉しくて、早速明日にでも鍬と鎌を持ってお手伝いに行きたいくらいですが、本人は“試行錯誤”を覚悟のようですので、ときおりこのブログで「灘立農園式野菜栽培法」を掲載することで陰ながらの応援ということにしておきたいと思います。

ちなみに本日、灘立農園ではミニトマトとキュウリの苗を植え、なかなかうまく芽が出ないネギとニンジンの種を蒔き、そして、アスパラに木酢液を散布して…。
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いつか野菜作りの話ができるようになるまで…がんばれ、新米農夫!
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by mm-nadachi | 2009-05-02 00:30 | 灘立農園 | Comments(0)

それぞれの“農”

農園仕事でも節目の仕事みたいなものがあって、毎年、いちばん初めが春先のジャガイモ植えで、その次にくるのがトマトやナスなどの夏野菜の苗を植えることなんです。

袋に入っている種を買うのと違って、この苗選びは私のような素人には難しくて、よく雑誌かなんかで「正しい苗選び」という特集も見ますが、あれだけいっぱいある苗を目の前にすると…。
ということで、私はこまごましたことはさておき、全体的にしゃきっとした感じの苗を選ぶようにしているだけです。

今年は昨日(28日)植えたのですが、苗植えの手順は…10日ほど前に地温を上げるためにしておいた黒マルチの畝に穴を開け、そこにポットから苗を出して植え、その後、定着するまで風や寒さから守るために肥料袋を半分にしたビニールでカバーをします。c0187298_21455262.jpg
ですから、写真ではそのビニールカバーしか見えず、肝心の苗が見えていないのです。
これが結構な手間なんですが、これをしっかりしておかないとその後、苗が順調に伸張しなくなってしまうのです。

昨日植えたのはトマト5種類16本、ナス10本、シシトウ、ピーマン各3本でしたが、この後もまだ何種類かの苗を植えたり、種を蒔いたりしながら、農園の中で春から梅雨、そして夏にといったように、旬の野菜を楽しみながら季節が変わっていくことを実感することが農夫の大きな楽しみです。

少し話しが変わりますが…

次のブログ(自転車)に登場する私の自転車のお師匠さんから聞いた話なんですが、同じ職場の30代初めの職員が何人か集まって、畑を借りて共同(農)作業を始めたということなんです。
市民農園とか週末農園とかはあくまで個人(ないしは家族単位)でやっているのがほとんどだと思っていたので、これはちょっとした驚きでした。
このグループは技術系職員が多く、畑の面積に応じた堆肥や肥料、そして種や苗なども“ちゃんと”計算して取組んでいるようなのですが、なかなか計算どおりいかないのが農の難しさであり、楽しみであり、奥深さであり…ということにもいつか気づいてくれるといいな、そして、これからもどんな形であれ農に親しんでいってもらいたいなと思っています。

もうひとつ…

これも農といえばそうですが、やや強引かな…

今日、農園の帰りに道路を横切る鶏(!?)を2羽見かけました。
わが家の近くに鶏を飼っている人がいることは知っていましたが、こうして“白昼堂々と”歩いている鶏を見るのはやっぱりビックリしました。
あいにくその姿は撮れなかったのですが、その後で“彼ら”を追っていったら、よその家の花壇で虫を探している彼らを見かけたのがこの写真です。c0187298_21461233.jpg
鳥あるいは豚インフルエンザでなにかと騒々しいこの頃なので、ちょっと複雑な思いで彼らの動きをしばらく眺めていました。
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by mm-nadachi | 2009-04-29 21:37 | 灘立農園 | Comments(0)

好事魔多しⅡ

月曜日からの脇腹痛は昨日の“ゆったり湯治”のせいかほぼ完治し、「さっ、農園仕事再開だっ!」と意気込んで、「今日はまず堆肥撒きから…」と小屋からスコップを取り出そうと手を伸ばした瞬間に足元が少し滑り、と同時に右足ふくらはぎにピリッとした痛みを感じ、それはこれまでもなんどか経験したことのある肉離れに似た痛みと同じで…。

先日、“好事魔多し”とブログして、ちょっと春の浮かれ気分を自省し、というのも実は昨年も6月下旬に農機具(フォーク)でケガしていたこともあって、これからも注意していこと思ったばかりだったのに、ヤレヤレというかアーアです。

夜になっても痛みはひかず右足を引きずって歩いていますし、明日の朝はどうなっているのか不安でもありますし、なんといっても灘立農園ではようやくジャガイモの芽が出始め、その土寄せやゴールデン・ウイークにはトマトやナスなどの夏野菜の苗を植える時期でもあるのですが、ここは“お気楽に”先週の11kmランの後でよかったし、160km自転車大会にはまだ間に合う時期でよかったなと思うことにしています。

さて、肉離れに効能のある“ゆったり湯治2”はどこに行こうかな?

では、鬱陶しい気分を変える(ことができればいいなと思う)の写真を2枚ご覧ください。
昨日の湯ったり村での“幻想的な”一枚と農園付近のイカリ草の群生です。

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by mm-nadachi | 2009-04-24 22:20 | 灘立農園 | Comments(0)

好事魔多し(?)

昨日、米山山麓ロードレースの“ザ・ドキュメント”を意気揚々と書いていたときからすでに痛かったのですが、実は昨日、農園で堆肥撒き(昨年の草刈りした草や木々の落ち葉、ワラなど堆肥用に積んでおいたものを畑にすきこむために撒くこと)のときに少し腰(というか脇腹近く)を捻ってしまいました。

普段からしている仕事なのでどうしてかなと思っていたのですが、もしかしたら前日のロードレースで下り坂を勢いよく駆け下りてきたときの足腰への負荷が間接的な要因なのかもしれません。

一晩寝てみて…と思っていたのですが、今朝はもっとひどくなっていて、今日は外に広がる青空を恨めし気に見上げながら“自宅静養”していました。
でも、その忍耐も半日が限度で、痛む腰をかばいながら午後には図書館とムサシで植付けにはまだ少し間があるのですが、サトイモや八つ頭、そしてなんと“伊勢イモ”を見つけて買ってきました。
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               *写真上左:八つ頭、上右:サトイモ、下:伊勢イモ

伊勢イモを知ったのは今年の1月に名古屋方面に旅行したときにお世話になった鈴鹿市のKさん宅で朝飯の食卓に出てきたのが初めてで、その名のとおり主に“伊勢”地方で生産されており、なかなかな貴重品とのお話でした。
外見は山芋(=トロロ)と同じなんですが、風味や食味はかなり濃厚で、今日、買った袋にも「風味豊かな丸型の山芋。純白なトロロは滋養強壮に効果的」とありました。
栽培地が限定されているようなので、この地域でうまく育つかどうかは難しいと思いますが、これから栽培方法を勉強して植付けようと思います。

栽培経過は随時お知らせします。

ということで、明日はこの痛みが軽くなっているように祈りつつ…。
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by mm-nadachi | 2009-04-21 23:03 | 灘立農園 | Comments(0)

春はにがみ

 テレビの料理番組かなんかでシェフというか板前さんというか、料理人が直に野菜を栽培しているところに行って、普段はあまり生食しない菜っ葉類かなんかを畑でとってそのままバリッと食べて「ウーン、甘い」とか「うーん、濃いね」とかいう映像が流れるのを見ることがあります。

 実は昨年の夏、わが農園産のトウモロコシでそれをやってみました。
 それまでは「あれはあくまでテレビ用でそんなにうまいことないんじゃないの?」とやや疑っていたのですが…ジューシーで甘くて、「さすが灘立農園産!」と手のひらをあっさり返してしまいました。

 そんな思わぬ発見もあるから農園は楽しいのですが、実は今日も今はもう旬の時期も終わってしまった白菜や野沢菜などの摘菜(冬を越えて芯からでてくる新芽を摘んだもの。摘まないでそのままにしておくと“菜の花”になる)を何の気なしに摘んで食べてみました。
 すると、青臭さはほとんどなく瑞々しさ(=水々しさ!)の中に甘さと苦味があってとっても美味かったです。

 そして、今日も土手に咲く山野草を撮りにいったらスミレの上に柔らかげなウドがありました。c0187298_237358.jpg
 灰汁だしして明日にでも夕餉のおかずに…と思っていたら、いつの間にか妻の友人へ送る荷物の中に入っていました。

 昨日読んだ「里山摘み草料理歳時記」にこんな一文がありました。
 「春にがみ 夏はすのもの 秋からみ 冬はあぶらを心して食え」
 これは明治時代の漢方医であり軍医であり教育者である石塚左玄という人の言葉で、「地方に先祖代々伝わってきた食生活には意味があり、その土地の食生活に学ぶべき」と提唱されたとのこと。

 冬の間に体内に溜まった不要物や不純物を体の外に洗い流すために春の野菜や山菜などには苦味があるというふうに聞いたことはありますが、四季を通じての“心構え”は初めて知りました。

 ともあれ、そんなふうに春は少しずつ深まっていき、周辺の里山は少しずつ新緑色が目につくようになってきました。c0187298_238651.jpg

 



 




 



 そして、今日、トマトとナスの畝にマルチ被覆しました。
 あとはもう少し暖かくなるのを待って苗を植えつけるだけです。
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by mm-nadachi | 2009-04-17 22:59 | 灘立農園 | Comments(0)

久々の雨は恵みの雨

“雨乞いのサックス”を吹くまでもなく、単に低気圧の接近・通過により朝から久しぶりの雨になりました。

でも、昨日、キャベツやブロッコリー、カリフラワーの苗を買ってあったので、それだけでも定植しようと小雨のなか農園に行ってきました。
*手前が苗。奥はキャベツとブロッコリーの種を蒔いた畝。c0187298_0422962.jpg

灘立農園には温室などの暖房施設がないので、この時期に種から苗を作るのは難しいので、トマトやナスなどは苗を買ってきて連休前くらいに定植していたのですが、昨年から車庫を活用してポット播種も始めました。
でも、これがなかなかうまくいかなくて(といいつつ、今年も懲りずにやってますけど…)、今年もこうして苗を買ってきたというわけです。

今日の雨で満開の桜もきっと散り始めるのでしょうが、灘立農園でも菜の花やスイセンの花がもうすぐ盛りを過ぎようとしています。c0187298_043988.jpg

今まで十分に春の彩りと香りを楽しませてもらいましたので、そろそろ畑にすきこんでしまおうと思っての一枚です。
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by mm-nadachi | 2009-04-15 00:35 | 灘立農園 | Comments(0)

畑の中にも3年

昨日、妻の知り合いの方からこんにゃく芋をいただきました。
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ご存知の方も多いと思いますが、こんにゃく芋は、ジャガイモと同じように種芋から増やしますが、ジャガイモと違って3~4年必要です。
春に種芋を植えると新しい芋ができ、そこから地下茎が伸び、秋にはこんにゃく芋の“赤ちゃん”(“生子”というらしいです)ができます。
この生子を収穫・貯蔵し、次の春に植え付け…を繰り返して、通常は3年か4年ものを原材料としてコンニャクを作ることになりますが、最初の生子から比べるとかなり大きな芋となります(ということらしいです)。

この曖昧な言い方は私の家ではこんにゃく芋を栽培したこともありませんし、したがって自家製コンニャクを作ったこともないからなのですが、野菜と名のつくものであればなんでもやってやろうという好奇心と手作り感への憧れみたいな気持ちで今年初の挑戦です。

ただ、こんにゃく芋は低温に弱く、腐りやすいため、収穫から植付けまでの保管が難しいデリケートな作物(らしい)で、強い日差しや日照り、強風、水はけの悪い場所などではうまく育たないというわがままというか“生意気な”作物のようなので、なんとかだましながらも“手塩にかけて”育ててみたいと思います。

ということで、今日、大玉、中玉、小玉、そして生子を植付けました。c0187298_2332055.jpg
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でも、もう10日以上も雨がなく、そろそろ“雨乞いのサックス”でも吹かなければならないかと思っていたのですが、明日から3日ほど久しぶりの雨予報です。

農園仕事の帰りに田んぼの畦ぬりをしている人を見かけました。
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最近はこうした姿を見ることも少なくなりましたが、この後姿はいかにも農夫って感じがして、決して夕日のせいではなかったのですが、私にはまぶしく見えました。
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by mm-nadachi | 2009-04-13 23:25 | 灘立農園 | Comments(2)

“完全自家製キムチ”作りに向けて…

私が昨年末から始めたキムチ作りでは7種類の野菜が必要で、そのうち白菜、大根、ネギ、ニンジン、ニンニクの5種類は灘立農園産を使っていますが、残りのニラと生姜はいつもスーパーから買ってきて間に合わせていました。

そこでなんとかこの二つの野菜も自家製でと思うようになって、(かなり気の早い話ですが)今年の冬をめざして先日はニラの種を蒔き、そして今日は種生姜を植えました(敷きワラは土の乾燥防止用です)。

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この7種類は“生”のまま使えるので面倒はないのですが、本来ならキムチのいちばんの“原材料”となる唐辛子も自家製にしたい(実は灘立農園では唐辛子も作ってはいるので…)と思っていて、でもそれはおいそれとはいかないでしょうから、まずは今年初挑戦のニラと生姜作りに精を出すことにします。

そうそう、リンゴの木もまた植えないといけないのかな~?

うーん、こんなこと考えて畑を耕していると…だから農園は楽しいのです。
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by mm-nadachi | 2009-04-10 22:33 | 灘立農園 | Comments(0)