カテゴリ:山登り( 12 )

“錦繍”の米山登山と日本海の“紅葉”

念願の“錦繍”の米山登山です

ちなみに“錦秋”としないで“錦繍”としているのはご存知の方も多いと思いますが、宮本輝の小説「錦繍」からきています

  「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当 に想像すら出来ないことでした」 運命的な事件ゆえ愛しながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして…

どうぞ秋の夜長にいかがですか?

閑話休題

ということで、昨日、米山登山のお師匠さんのKさんと6月、新緑というよりも初夏の米山登山に続き今年2度目の山登りをしてきました

合言葉は「ゆっくり行きましょう」で、前回と同じく下牧登山口からお師匠さんを先頭に私はその後から続き(登ったことのある方はよくおわかりでしょうが、米山への道は“狭く険しい”ので並んで登るわけにはいかないのです)、ときには会話を楽しみながら、もちろんところどころで立ち止まり紅葉に染まり始めた木々やその間からは田園風景の広がりも眺めながらです
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ゆっくりの合言葉どおりにしても昨日は順調に登っていくことができました
それはお師匠さんも同じだったようで、お互い前回での苦痛をバネに(?)足腰の鍛錬をしてきた成果が出てきたのでしょうか…
ちなみに、今日お師匠さんからこんなメールが届きました
「今日は、前回程の筋肉痛はありません。でも、年ですので後からじんわり出てくるかも!」
それはなによりです!!

ともあれ、ほほ前回と同じくらいの時間(約1時間50分)で無事に登頂です
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山頂からは四方の山々を望むことができますし、“下界”を見下ろすこともできます
昨日は少し曇っていたことが幸いしたのでしょうか、わが鳥ヶ首岬も、そしてなんと佐渡ヶ島も遠望することができました

でも、ここで大失敗!
前回は「これで初夏かっ!?」というほどの汗ダクでの登頂で、喉もカラカラ
あーそれなのに山頂の山小屋でお昼を食べているときに隣のパーティはプシュッ!プシュッ!の連発
というわけで昨日はお師匠さんには内緒でギンギンに凍らせた“プシュッ”を2缶デイバッグにひそませ、さて「いただきましょう!」とプシュッした瞬間、缶の中からは一気にシャーベット状の泡、泡、泡…のみ
慌てて口をつけるも“液体”はなし!!
いやはやでオニギリにぱくつくしかなかったお昼でした

昨日は土曜日で、かつ紅葉を楽しみにした登山者が多かった(私もその一人ですが…)ようで、すれ違う方たちとの挨拶や会話も楽しいものでした

①「あっ、先生!」とのお師匠さんの声に顔を上げてみたら、なんとH先生(医師)!
「ご無沙汰しています」との挨拶を遮り遮るように手に持ったビニール袋を“誇らしげに”かざし「ほらっ!ホラッ!」と…
よく見ればキノコが入っていて、登山しながら秋の味覚を収穫してきたようですが、“見せびらかす”そのさまがおかしくて、別れた後でお師匠さんと笑ってしまいました

②市内からの母娘4人パーティ…朝の5時に起こして6:30から登ったとか
そんなこと話しているお母さんに向けた3人の娘さんたちの呆れ顔が可愛かったですね
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③「山頂まであとどのくらいですか?」と息も絶え絶えの長岡からのパーティにお師匠さんが「あと20分くらいかな」と答えた途端に「ゲッ!」とも「エ、エッ」ともつかぬ声
山頂に着いたときの歓喜の雄たけびが聞きたかったな~

そんなこんなで2度目の米山登山も楽しく、そして無事に終わりました
“錦繍”には少し早かったのか、それとも先日の台風のせいか縮れている葉も多かったですが、それでも満足の一日でした

今年中にもう一度登ってみたいな~と思っています
次回は決死の単独行!?
乞うご期待!?

ともあれ帰りに私の憩いの場でありゆったりした時間を過ごすことができる樹下美術館でコーヒー&ブルーベリーケーキをいただきながら、久しぶりにHさん夫妻ともお会いできて…
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そして、帰りにはこんな日本海の“紅葉”も眺めることができました
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by mm-nadachi | 2009-10-25 20:52 | 山登り | Comments(2)

《初めて》シリーズⅡ~初めての米山登山~

ほぼ一週間ぶりのブログです。

この一週間はひたすら農夫していました。

そして、いきなりの米山登山です。

ドキュメント風・登山記の前に、米山のある柿崎区総合事務所のホームページでまず米山の学習からです。
(*「 」はホームページからの引用です)

「標高993メートル、頂上までは約1時間のコースと約2時間のコースあり。老若男女年齢を問わず家族連れで気軽に登れる山」とありますが・・・。

米山に登るという計画は実は昨年からあったもので、4月の米山山麓ロードレース終了後にお伺いしたKさん宅の前から「優雅な山容から「越後富士」と呼ばれる霊峰米山」がほぼ真正面に見え、“一度米山に登ってみたいと思っているんです”“じゃ、今度…”というそのときの会話がようやく一年後に実現したというわけです。

Kさんは旧柿崎町の職員時代に仕事の関係で何度も登られたことがあるということで、本当に心強いパートナーというかリーダーでした。

《8:45 登り始め》
米山には何ヶ所かの登山口があるが、今回は下牧登山口から登ることにし、旧下牧小学校(偶然にもここはKさんの母校だが、現在は廃校になっている)グランドに車をとめ、登山者名簿に記載してからいよいよ登り始める

 最初は杉林の中の道をゆっくりと進むが、しばらくするとそこだけ削り取られたような狭く、そして岩が浮き出ている道に変わっていく。
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 道々、Kさんから「米山とはその名が示すように、泰澄大師の弟子・沙弥が海を渡る強欲な船主から米俵を五輪山(今の米山)に向けて飛ばしたという伝説」のほか、米山にまつわる話をいろいろ聞く。

「米山薬師は田畑の豊作や雨乞い、人間・動物の守護、海上の安全に霊験あらたかと伝えられ、県内はもとより全国からも広く信仰を集め」、きっと多くの人がこの険しい道を歩いてきたんだと思う。

道を覆うばかりの木々は杉から広葉樹に変わり、ブナの巨木も目に付くようになる。

《9:30 駒ヶ岳(こまのこや)》
 かつては馬(駒)でここまで来ていたことからこの名前がついているとのことだが、今は休憩小屋が建っているだけ…と思ってまた登り始めたところに33の石仏群。
c0187298_22594135.jpg33といえば33観音札所と同じ数字で、「お釈迦さまが説法した多くの経典の中のひとつである観音経には、一心に観世音菩薩を信仰すると、外から襲いかかってくる災難から観世音は威神力をもって直ちに救ってくれると説き、その救済の具体的方法として観世音が33身に化身することが説かれている」と、越後巡礼33観音札所の案内本にある。

 この石仏群のいわれは不明だが、かつての人々はこの米山に神と菩薩の両方を見ていたのだろうか。

《9:50 すれ違う人々》
 登り始めて約1時間。
 ここまですれ違った人(=下山者)は2人でいずれも女性。
 熊でもイノシシでも出てきそうなこの山道をひとりで歩くなんて…と思っているところに今度は女性の親子連れ。
 女の子は小学2年生とのことで、「老若男女年齢を問わず家族連れで気軽に」とあるとおりだが、実は今回の登山に妻が同行するかしないかを前日まで(妻本人が体力面から)“悩んで”いて、来なくて正解だと思っていたところに顔を真っ赤にして下りてくるこの少女を見て、ちょっと複雑な気持ちになった

《10:05 山頂まで千米》
 最近のランニング大会では走行距離や残り距離の表示がかなり丁寧にしてあり、そのときどきの調子によってその表示を見る気持ちに変化もあるが、“あと千米”の標識(それにしてもこの表記だけでも米山登山の歴史の長さが偲ばれる)は乳酸を少し減らしてくれた。c0187298_2312476.jpg

 その後も岩のゴツゴツした道を登るがなかなか山頂が見えてこない。
 すっぽり米山のふところに抱かれた感じだ。

《10:40 山頂!》
 ほぼ2時間で登頂!




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 農園仕事や自転車、ランのときとはまた違った、体の芯から流れ出る汗をふきながらの2時間弱だったが、日頃の鍛錬のおかげか足腰に痛みや疲れもなく、そしてなんといっても木々の緑のトンネルの中(これこそ森林浴!)を登りきることができ大変嬉しかった。
あいにくの霞で視界はあまりよくないが、四方の山々や町並みなど見下ろすとやはり登頂気分がわいてくる。
山頂には思っていた以上に多くの登山者の姿が見える。
だれもが上気した晴々しい顔をしている。

《12:10 下山開始》
 山小屋でゆっくりお昼を食べて、次回の登山を夢見つつ下山開始。
 千米標識のところから登ってきた登山口と違う水野登山口へ降りることにする。
 このコースは距離は短いが急傾斜が2ヶ所ほどあるとのKさんの説明が終わらないうちに、ますは急傾斜の下り。
 トントントンと弾むように降りるが、やっぱり苦しくても“登山は山を登る”に限ると妙に実感する。

《12:45 緑豊かなブナ林》
 ブナ林の中の道を歩く。
 木漏れ日が体にやさしく降り注ぐ。c0187298_2322825.jpg

《12:55 水野登山口入り口着》
 登山道はここで終わりになり、ここから林道を歩いて下牧登山口に向かう。
 この林道は米山山麓を縦貫するようなプランだったようだが、環境保全の名目で途中でストップされているとのこと。
 そのおかげか…なんと4匹のイノシシ親子(?)が足早に林道を横切るのを見かける。
 そういえば山頂の山小屋にはカモシカとの遭遇写真もあった。

《13:50 旧下牧小学校着》
 険しい山道に劣らず、砂利道が多かったこの林道歩きもかなりきつかったが、ようやく全日程終了。
 次回は秋! 
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by mm-nadachi | 2009-06-22 22:56 | 山登り | Comments(0)