名立にがんばる…ふたり

連休二日目にしてようやくの秋晴れです
久々に赤とんぼ舞う農園で気持ちのいい汗を流してきました
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さて、今日は先日参加した名立地区公民館主催の「元気の出るふるさと講座」について少しお伝えしたいと思います

この講座は昨年から始まっていて「みんなで名立を元気にするにはどうしたらいいか?」を考え、そしてあわよくば(!?)実践しようか…というもので、今年で2年目になります
昨年のテーマは「名立を知ろう!」で、今年は「名立の課題はなにか?」です
もちろん課題なんてあれもこれもあるわけですが、そこは公民館講座です
大上段に構えても私たちにできることなんて限られてます
でも、それでいいと思うんです
で、受講生みんなであーでもないこーでもないと考えた末、「中山間地域の農業の今!」を訪ねる(≒尋ねる)ことになりました

まずは(わが家の長男と同級生という)Mさんの案内で彼が耕作している田んぼの視察です
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彼は会社勤めを辞めて専業農業になったんですが「回りの田んぼがどんどん荒れていくのを見るのがしのびなく…」とその理由を話していましたが、「やはり収穫の喜びがあるのが…」とも言ってました

ただ、現実には稲作の大変さをいろいろ話してくれました
米価の低下、イノシシ対策、中山間地ならではの土手の草刈り等々
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でも、彼は決してそんな悲壮感は見せず(本当はあるんでしょうが…)、中学生のころからはずいぶんふっくらした(らしい)笑顔が似合いの青年でした
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その後に伺ったのは30代半ばのWさんの作業棟です
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モミ乾燥機や異物や不良米を除去する機械などが所狭しに配置されています
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「今、田んぼするには機械なんか含めれば1億円くらいは初期投資に必要だから、退職してから農業しようなんて無理でしょう」と…
彼はきりっとした感じの青年で、自分の考えをはっきり言います

このふたりは多忙なときにはお互い助け合っているようですし、「もっと名立に俺たちみたいな若いので田んぼとかやる人が出てくればいいな~と思ってんですけどね」とはMさんの願いです

Wさんは育牛との兼業です
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オスの子牛を買ってきて、1,2年で大きくして肉牛(黒毛和牛!)として売る…とのことすが、飼料代、光熱水費、人件費、そして育てている最中での事故や死亡などのリスクもあり、“薄利多売”しないと経営的には厳しいとのことです
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         *子牛を買うポイントは血統がすべて…とか
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         *近くで見ると…本当にデカイ!

私のような退職後農夫で、しかも自家消費くらいしか作らない(作れない)お気楽農夫にはあまりに重たい現実の話でしたが、ともあれこうして名立にがんばる若い農夫たちがいることを知り、心強く思いました
彼らとどのようにこれからの名立の農業を守り、つなげていくのか…これからの課題ですね

ということで…さ、みんなでM産コシヒカリを食って、そしてたまにはW産牛肉も…よろしくです
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by mm-nadachi | 2015-09-20 22:04 | 名立に生きる | Comments(0)


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