涅槃会法要でだんごまき

涅槃会(ねはんえ)は2月15日に亡くなられたといわれるお釈迦さまの一生を偲び、感謝する法要のことですが、現在はひと月遅れで行われているようで、M家の菩提寺の名立寺でも今日3月15日に行われました
とはいえ、これまでほとんどこうしたお寺の年行事に参加していませんでしたので今日は初めての涅槃会法要です

ただ、こどものころから母が「ほら、今日はお寺のだんごまきで拾ってきたすけ、風邪ひかないようにこれ食べない!」って、フライパンで炒って軟らかくしてくれただんごを頬ばっていたことはありましたが、もちろんそのころには涅槃会なんて言葉(も意味)も、そしてだんごまきの謂れも知らずに食べていたわけですが…

だんごは『仏舎利(お釈迦さまのお骨)の代わりとしてお団子をおまきします。皆様には「団子まき」として親しまれてきました。涅槃だんごは古くから身につけて山での御守り、交通安全の御守りとしてもご利益があるといわれ、またお団子を頂けば、一年間無病息災のご利益があるとして珍重されていました。』 とあるように、この地域でも檀家のみなさんが大きな風呂敷持参でだんごをいっぱい拾いに行きます
M家ではしばらく前から母が行けなくなったのでご近所の方にお願いして毎年だんごだけはいただいていたのですが、昨年末から私が護寺会及び青壮年会の役員になったこともあり、今日はだんごをまく役割になりました

10時からの涅槃会法要の後、住職からお話があり、いよいよだんごまきです
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そうそう
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このだんごは一昨日護寺会の婦人部のみなさんが40㌔の米粉から作られたんですが、こんなに大量のだんごを作って、まいているお寺はこの周辺にはない…とのことで、方丈さんや青壮年会役員など、総勢13名がだんごの入ったお盆を手にそれぞれのポジションにつきます

お御堂では檀家のみなさんや保育園の園児が今かと今かと待ちわびています
11時に太鼓を合図に一斉にまき始めます
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最初は「方丈さん、こっちにこっち!」とかだけでしたが、そのうちに「アー」とか「キャー」とか意味不明な叫び声も交じってきます
でも、そんな阿鼻叫喚(?)もわずか5分くらいです
みなさん、持参したビニール袋にいっぱい詰め込んで満足げな様子です
家に帰って炒ったり、ゴハンにまぜたりして食べるんでしょうね

そうそう
だんごは白一色ではなく、紅色や黄緑色のものもありましたし、今年の干支のヘビを形どったものもわずかですが含まれています
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これも「涅槃団子に様々な色着けをするのは、お釈迦さまの舎利(お骨)が五色に輝いたという伝説」や「お釈迦さまがお亡くなりになったときに集まってきた動物たちだとか、十二支だとか」との謂れからきているものなんでしょうね

だんごをいただいて帰ってきたら玄関先の福寿草が一輪だけ咲いていました
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そういえば今日で3月も折り返しなんですね
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by mm-nadachi | 2013-03-15 20:39 | 名立に生きる | Comments(0)


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