今回の遠征は当初は小湊鐡道~久留里線を走った後に昨年の後半部分と同じ千倉~館山ルートを走る「再びの房総半島めぐり」の予定だったんですが、やっぱり同じコースじゃな~という生意気な(?)思いもあって、最後の予定地だった横浜周辺でのコースを探していたら「三浦七福神めぐり」というオモシロそうなものを見つけました
距離的にも時間的にもうまくはまりそうだったのですが、位置的には三浦半島は房総半島からは東京湾の真向かいです
ルートは①電車②バス(うみほたる)③東京湾フェリーの3つあったのですが、三浦半島に着いてからのアクセスを考えて③東京湾フェリーを選択し、房総半島側の発着港の最寄駅である君津駅前にホテルを予約してありました
夕飯しに外出するときにカウンターの女性に尋ねました
「ホテルから東京湾フェリー乗り場まで歩いてどのくらいかかります?」
「歩いてですか…?歩いては…無理です!」
そこでようやく最寄駅は君津駅から電車で30分ほどの浜金谷駅であることの勘違いに気づきます
それなら少し早くホテルを出れば…と思いましたが、なんとこの内房線は約1時間に1本の運行というローカルっぽさです
ということでやっぱり久々の自転車に疲れた体では早起きは無理で、結局予定より1時間遅れの9:20に金谷港出港です
三浦半島の久里浜港まではたったの(!)40分
そして乗客もたったの(?)30人くらい
波もなく船内も静かでついついうとうと…する間もなく久里浜港に着岸です
*房総半島へのツーリング客が乗り込みます
風は房総半島よりもちょっと冷たい感じです
久里浜港から京急久里浜駅までバスに乗り、そこから京急の終着駅三崎口駅まで輪行です
ブログなどでは3~5時間くらいで回れるとかありましたので、なんとかなるだろうと思いつつ2日目の自転車です
ここで三浦七福神めぐりについてパンフレットから少々
「三浦七福神は霊験あらたかな幸運の神として知られ、商売繁盛、家内安全、開運などさまざまな願いに人々の根づよい信仰を集めています。初春の三浦七福神めぐりは市内一円に広がる丘の大根畑と潮騒の海に一足早く三浦の春を見ることができます」
一応一番から七番までの順番があるようですが、三崎口駅から最も近い六番鶴園福禄寿に向かいます
この七福神めぐりは細い路地を上ったり下ったり…と聞いていたとおりで、最初から自転車を降りて押さなければならないような激坂です
おまけに福禄寿もこの妙音寺の険しい崖道を上りきったとことにおられます
*スイセンの花が咲いてますが…風は冷たい
この後、スマフォのGPS機能(の威力!)とやっぱりは地元の方に教えていただきながら三浦半島を海沿いに1⇒2⇒3⇒4⇒と回ります
*三浦半島南側の三崎港付近
*三浦半島西側の油壷マリンパーク
*いたるところに大根畑。
でも、「三浦大根」は年末で終わり、今収穫しているのは青首大根とのこと
ところが5番目の白髭神社へ向かおうとGPSで確認しても、そして頼みの(?)地元の方に聞いてもなかなかルートが見えてきません
そして時間もかなり経過しています
それよりもこのころには正直言って体力、気力がかなり萎えてきていました
三浦半島のアップダウン恐るべし!
いつもなら無理してでも残り2ヶ所を回ったかもしれませんし、またここに来ることがあるかないかもわかりませんが、今回はここで潔くギブアップです
七福神が五福神になってしまい、おそらくはなんのご利益もないでしょうが、それよりもまずはこの身のほうが大切です
三崎口駅まで戻り、そこから横浜駅まで輪行です
すっかり体も冷え切ってしまい、おまけに空腹で情けないくらいに疲れてました