六十而耳順

子曰、吾十有五而志乎(干)学、
三十而立、四十而不惑、
五十而知天命、六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩

これはかの有名な孔子の論語の一節です
みなさんもよくご存知かと思いますが、一応、和訳も載せておきます

先生が言われた。「私は十五歳で学問に志し、
三十になって独立した立場を持って、四十になってあれこれ迷わず、
五十になって天命をわきまえ、六十になって人のことばが素直に聞かれ、
七十になると思うままに振舞ってそれでも道を外れないようになった」

これまでなんどかご紹介したように私は20世紀の折り返しの日、1951年1月1日生まれなので、今日で60歳と3ヶ月目に入った“60代の新人”です

「六十になって人のことばが素直に聞かれ」るようになるには、もちろんそれまでの各年代でちゃんと過ごしてこなければばらないんでしょうから、残念ながら私には無理というものなんですが、それにしても昨日はあっと驚くお話がありました

ご近所のTさんからお電話があり「お願いしたいことが…」ということでコーヒーを淹れてお待ちしていたんです
「単刀直入に言わせてもらいますが、老人クラブの会長になっていただけないかと…」
Tさんは教師だった方ですし、わざわざ冗談を言いに私のとこまで来たのではないでしょうが、それにしてもわが耳を疑いました

老人クラブがなかなか若い(?)人が入ってこないこともあり活動や運営が停滞気味という状況は聞いたことはありましたが、「それにしても老人クラブに加入していないオレがなんで?!」というのが正直なとこです
Tさんからいろいろお話をお聞きしていたら、Tさんが会長に就任してから10年以上も経ち、数年前から多くの人に後任の会長をお願いしてきていたらしいんですが、どうにもどなたからも引き受けてもらえないようです

Tさんの苦しい胸のうちはわかりますし、これからの地域づくりには老人クラブとしての新しい存在意義や目的をもって活動することも大切なことだと思う気持ちもあったのですが、即座に多くの諸先輩の顔が浮かんできます
そこで「いくらなんでもこればかりは…」ということで丁重にお断りさせていただきました

当面は横町いきいきサロンの充実を図るとともに、そこから新しい地域福祉活動を展開していきたいと思っています
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by mm-nadachi | 2011-03-01 16:36 | ボランティア | Comments(0)


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