遅ればせながらの…芸術の秋

どうにも近ごろの天気予報は当てにならなくて困ったもんです
というのも、昨日の予報では「今日は終日の雨」ということだったもんですから、農園を休みにして県立近代美術館で開催されている「土田麦僊展」に行こう!と決めていたのに、今朝になれば雲の切れ間から晴れ間も見えているではないか!

とはいえ、昨日からの雨でぬかるんだいる畑ではどうしようもないし…とかブツブツ言いながらも、会期が11月3日までしかないのでともかく予定どおりに出かけることにしました

交通手段はもちろんの電車なのでコーヒー、ペットボトル、みかん、飴、チョコ(なんだかこどもの遠足みたいですね)のほか、北村薫の「ターン」と「ランニング・マガジン」をデイ・バッグにつめこんで春日山駅からくびき野3号に乗り込みました

県立近代美術館は何年か前にこれも新潟県出身の横山操展を観に行って以来でしたが、周囲の木々は色鮮やかな紅葉に染まり、そしてなんと青空です
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土田麦僊の絵はこれまでもいろいろな美術館で観てきましたが、「佐渡出身の土田麦僊(1887~1936)は、近代日本画の新しい可能性を追求し、平明で内なる美を秘めた作品を描きました。県内では28年ぶりとなる代表作等が出品される回顧展です。」と解説にあるように、ほぼ年代順に約200点弱の作品を一度に観るのはもちろん初めてのことでした

その中でも私のお気に入りは「罰」(1908年作)という「郷里の風俗に取材した現実感豊かな作品」で、「第2回文展に出品され、初入選で三等賞を受賞し、麦僊の実力を認めさせることになった作品。学校に遅刻し、廊下に立たされた3人の姿や表情を巧みに捉え、それぞれの子どもの心の動きまで見事に描き上げている」ものです
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そして晩年の菊や朝顔、芥子、蓮華、山茶花など、麦僊が好んだ草花の絵は「清らかで香気を含んだものが多く」、清々しくも穏やかな気持ちで展覧会を後にすることができました

そして、美術館の外は秋の青空と白い雲が広がる下、紅葉の並木が続いていました
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by mm-nadachi | 2009-10-27 22:12 | なんでも | Comments(0)


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