ドキュメント風北海道旅行記Ⅰ・小樽は坂のまちだった

それでは、例によって“ドキュメント風・北海道旅行記”ですが、観光記にはならないと思いますので…

7月2日(木)
11:00新潟空港⇒12:15新千歳空港
4度目の“北の大地”
空港レストランで昼食をとりながらひっきりなしに離着陸する飛行機を眺める
飛行機に乗るのも眺めるのも久しぶりでいつまで見ていても飽きない
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13:04新千歳空港駅⇒14:16小樽駅
初の小樽
懐かしの歌の「小樽の女よ」のように“粉雪まいちる小樽の駅”ではなかったが、上野駅を模した駅舎は港町によく似合っている
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市内散策の最初の場所は市立小樽文学館と決めていた
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「市立小樽文学館は、小林多喜二、伊藤整をはじめ、小樽ゆかりの小説家、詩人、歌人、俳人の著書や資料を収蔵、展示するとともに、これらの貴重な文化的財産を未来へ伝えていく施設」とあるが、私の目的は…昨今なぜか「蟹工船」で注目されている小林多喜二ではなく「北海道漂泊の途上足をとどめた小樽で社会主義思想に初めて触れた石川啄木」だった(*「」は小樽文学館ホームページからの引用)

とはいえ、石川啄木にそれほどの思い入れはなく、以前訪れた函館市文学館でその熾烈な人生を知り、その後も新聞等でその名を見るたびにその記事を読む程度であるが…

それでもこの初めて訪れた街に短い時間ではあれ石川啄木が暮らしていたというのはとても興味深いことで、運河沿いの道を歩き、天狗山から小樽の街並みを見下ろしていたのか…など思いながら散策するのは楽しい

残念ながら啄木に関する展示物は多くなかったが、小熊秀雄という詩人を知った

彼は「多くの作家が沈黙した時代、独自の口語体を駆使して状況を風刺し続けた」ということで「魅力あるもにしよう」という長文の詩が展示してあった
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*写真は詩の前半部分

また「ある手品師の話」という童話集も刊行されているようなので近いうちに読んでみたいと思う

その後の市内散策では船見坂、啄木歌碑、水天宮、小樽運河、伝統的歴史建造物群、天狗山からの夜景などを見て回ったが、それにしても坂の多い(かつ傾斜のきつい坂が多かった)街であった

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最後に驚きのデキゴトをひとつ

天狗山で夜景を見た帰りにロープウエイ頂上駅にあったスキー資料館を見学しました

入り口に「北海道スキー史」という説明文があって、そこには「新潟県の高田でスキーを初めて日本に伝えた」レルヒ少佐の名前がありました(なので、高田は「スキー発祥の地」なのです)
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それに関連して小樽にスキーが伝わったころの写真が何枚かあったのですが、ほとんどが「上越市立総合博物館 蔵」となっていました

旅先で自分のまちの名前を見つけるのも楽しいものです
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by mm-nadachi | 2009-07-07 00:04 | 旅行 | Comments(0)


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