それぞれの“農”

農園仕事でも節目の仕事みたいなものがあって、毎年、いちばん初めが春先のジャガイモ植えで、その次にくるのがトマトやナスなどの夏野菜の苗を植えることなんです。

袋に入っている種を買うのと違って、この苗選びは私のような素人には難しくて、よく雑誌かなんかで「正しい苗選び」という特集も見ますが、あれだけいっぱいある苗を目の前にすると…。
ということで、私はこまごましたことはさておき、全体的にしゃきっとした感じの苗を選ぶようにしているだけです。

今年は昨日(28日)植えたのですが、苗植えの手順は…10日ほど前に地温を上げるためにしておいた黒マルチの畝に穴を開け、そこにポットから苗を出して植え、その後、定着するまで風や寒さから守るために肥料袋を半分にしたビニールでカバーをします。c0187298_21455262.jpg
ですから、写真ではそのビニールカバーしか見えず、肝心の苗が見えていないのです。
これが結構な手間なんですが、これをしっかりしておかないとその後、苗が順調に伸張しなくなってしまうのです。

昨日植えたのはトマト5種類16本、ナス10本、シシトウ、ピーマン各3本でしたが、この後もまだ何種類かの苗を植えたり、種を蒔いたりしながら、農園の中で春から梅雨、そして夏にといったように、旬の野菜を楽しみながら季節が変わっていくことを実感することが農夫の大きな楽しみです。

少し話しが変わりますが…

次のブログ(自転車)に登場する私の自転車のお師匠さんから聞いた話なんですが、同じ職場の30代初めの職員が何人か集まって、畑を借りて共同(農)作業を始めたということなんです。
市民農園とか週末農園とかはあくまで個人(ないしは家族単位)でやっているのがほとんどだと思っていたので、これはちょっとした驚きでした。
このグループは技術系職員が多く、畑の面積に応じた堆肥や肥料、そして種や苗なども“ちゃんと”計算して取組んでいるようなのですが、なかなか計算どおりいかないのが農の難しさであり、楽しみであり、奥深さであり…ということにもいつか気づいてくれるといいな、そして、これからもどんな形であれ農に親しんでいってもらいたいなと思っています。

もうひとつ…

これも農といえばそうですが、やや強引かな…

今日、農園の帰りに道路を横切る鶏(!?)を2羽見かけました。
わが家の近くに鶏を飼っている人がいることは知っていましたが、こうして“白昼堂々と”歩いている鶏を見るのはやっぱりビックリしました。
あいにくその姿は撮れなかったのですが、その後で“彼ら”を追っていったら、よその家の花壇で虫を探している彼らを見かけたのがこの写真です。c0187298_21461233.jpg
鳥あるいは豚インフルエンザでなにかと騒々しいこの頃なので、ちょっと複雑な思いで彼らの動きをしばらく眺めていました。
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by mm-nadachi | 2009-04-29 21:37 | 灘立農園 | Comments(0)


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