“利用しやすい開かれた”患者図書室

患者図書室ボラを始めて3ヶ月が経ちました。

月末に貸出データを取っているのですが、先月2月は昨年6月の開設以来の月平均約40冊の倍以上となる100冊を“記録”し、これまでの月別最多貸出数となりました。

もちろんこのことは“利用しやすい開かれた患者図書室”を目指して病院スタッフと私たちボラの取組んできた成果である…と胸張って思いたいのですが、それを実証するものもないので、とりあえずは控え目に“良いように”解釈しています。
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書架の配置替えやブックリスト、案内チラシの作成など、みんなで考えて患者図書室のPRと利用しやすい環境づくりを実践してここまできたのにちょっと残念な気持ちもあるのですが、でも、始めたときに決めていたようにこの3月末でボラは“とりあえず”終了して、農夫に“戻らなくては”いけないんです。

そのことを先日、ほとんど毎日のように利用していただいているAさんにお話したら、「おや、そうなの。それは寂しくなるわね。あなたとはいろいろ本の話ができてよかったのにね。じゃ、今月はがんばって本借りなきゃね」と言っていただき、大変嬉しく思いました。

貸出データを取ってきてわかったことなのですが、患者さんによって読書傾向の違いが顕著で、入院患者さんは小説(内田康夫の推理小説がダントツの人気です)などの読み物系が圧倒的に多く、がんや病気関係図書の貸出は外来患者さんに多くなっています。

これは患者さんの置かれている状態(身体および心理状況)の違いがこうした結果となっているものと思われ、一人ひとりの患者さんとお話しながら本を選んだりすることはこれまでの自分の読書経験が生かせることもあり充実したボラをさせていただいたと思っています。

と、そんな格好いいことを言っていますが、もともとは“自己都合”で始めたボラでしたが、こうして多くの方に喜んでいただけたのならまた来年も…と思っていますが、もちろんみなさんが健康で暮せて病院のお世話にならないのがいちばんですけどね。
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by mm-nadachi | 2009-03-18 21:55 | ボランティア | Comments(0)


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