青梅マラソン“前日談”

c0187298_1342326.jpg青梅マラソンの前日、熱海に行ってきました。

熱海って聞くとどうしても温泉街っていうイメージで、初めて降りた駅前はそんな感じもあったんですが、熱海梅園に向かうバスが少しずつ海に近づくにつれ、あれっ?って感じで、熱海観光協会HPの「青い海と白い砂浜、立ち並ぶホテル郡(“群”の間違いです!)、ヤシの並木通り・・・外国の高級リゾートに似た雰囲気のビーチ」そのもの!c0187298_1311969.jpg

でも、なんだかあまりに“場違いな”感じの砂浜だったので、帰ってきてHPをよくよく見たら、昭和63年6月に全面オープンした人工ビーチということで、道理で(?)ビーチバレーしているオニーちゃんたちのすぐ横、“ヤシの並木通り”の下にあの“貫一・お宮の松”があるんですよ。
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それはさておき、「7分咲き」と駅前案内に出ていた梅園でしたが、やっぱり桜と違って、梅は木そのものにしても、そして花にしてもどうしても圧倒的な感じはなく、やや期待はずれの気持ちもなくはなかったのですが、梅園を歩いているうちに「澤田政廣記念美術館」と書かれた大きな看板を見つけました。
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どこかでその名前を見たことがあったような気がしていたのですが、ちょうどその日は26℃まで気温が上がり、おまけに歩き回って暑かったせいもあり、“涼を求めて”その答えも出ていないまま入館しました。

そして、最初の木像を見てすぐに思い出しました。

それは糸魚川市の谷村美術館に展示されていた木彫りの仏像と同じ優しさを漂わせていました。

谷村美術館へは3度ほど入ったことがありましたが、展示されている木像の素晴らしさとともに、美術館そのものがシルクロードの砂漠の遺跡をイメージした設計で、内部も石窟調になっていて、一つの洞穴に一つの仏像が安置され、振り返るとそこから次の洞穴と仏像が見える道順(ロード)になっていて、あたかも「長い旅路を経て仏像に出会うシルクロードの巡礼の道のりを追体験する」気持ちになり、「まさに彫刻と建築との微妙な調和」が心地よい感覚を与えてくれたことを覚えています。

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澤田政廣記念美術館は多くの木像に加え、絵画や書も展示してあり、力強さだけでなく木目のような繊細さややわらかさ、逞しさなど、あらゆる感情が形として表現されていて、絵画にはない生々しさを感じることができました。

そんなこともあって、帰ったら久しぶりに谷村美術館に行ってみようと思っていたのですが、さっきHPを見てビックリ。

そこには、「谷村美術館・玉翠園・翡翠園は1月末をもって閉園いたしました。」のお知らせが載っていました。

また、この地域からひとつの優れた文化が消えていってしまいました。
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by mm-nadachi | 2009-02-20 01:19 | 旅行 | Comments(0)


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