天地返し

灘立農園はもともとが水田で、それをかなり前に(と書いて、今、それはいつだったかなと思い出していたのですが、もう30年も前になるとわかって…あ然です)畑にしたのですが、作付け前に耕すといっても、零細農園には小型耕運機しかなく、いくらがんばってもせいぜい30㎝くらいの深さにしか掘り起こすことができません。

ネギの苗を植えるときやごぼうの畝を作るときなどにはスコップで深く掘り起こさなければいけないのでが、畑土の上のほうは柔らかくても、下のほうはまだまだ粘土質のままです。
これは、これまで深く耕してこなかったことやあまり堆肥類をすきこんでこなかったせいなのでしょうが、土を攪拌することで空気を入れ込み土質の改良と畑土の活性化を図るとともに、冬場の低温による土中の消毒のほか、雑草を土にすきこむことで肥料として活用するなど、“野菜作りは土作りから”という初心に帰り、3年ほど前から雪解けを待って少しずつ“天地返し”をやってきました。

今年は農夫暮らしの初めての冬で、また穏やかな天候が続いていることもあり、今日で新年4日目のスコップ仕事(右の緑部分:ビフォー⇔左の土色部分:アフター)でした。c0187298_044294.jpg

この季節、いくら青空が広がっていても畑に出ている人はごくわずかです。
それでなくても灘立農園周辺は昔のいわゆる“3ちゃん農業”から完全に“バーちゃん”農業になっていて、耕作放棄地にはススキが“林立”しています。

春一番のジャガイモ植えにはまたバーちゃんたちの元気な声を聞きたいものです。




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09年初収穫野菜です。
キャベツ、白菜、大根、レタス、ブロッコリー、小松菜、かぶ、チンゲン菜、ミズナ。
暖冬とはいえ、日陰は午後になっても氷が張ったままです。
その中で育っている野菜たちに“愛しさ”を感じます。
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by mm-nadachi | 2009-01-08 23:59 | 灘立農園 | Comments(0)


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